和紙専門店と酒屋でお正月支度@大阪日本橋

 
 
[mappress mapid=”195″]  
 
こんにちは、okeihanです。

今日はクリスマスイブです。
それと同時にあと少しでお正月です。
 
 
この季節になると、毎年悩むのが年賀状

最近はメールやFacebookで
年始のあいさつを済ます人が多く、
年賀ハガキの需要は低下していますが、
個人的にはメールやSNSより
形に残る紙の年賀状のほうが好きです。

去年の今頃は、さつま芋ではんこを作って
ぺたぺた押していました。

↓okeihan作「へび男くん」の下書き
2013-12-22 00.47.21
しかし、メールで挨拶をくれた人に対して
ハガキで送り返すのもなんだかな~・・・
と遠慮してしまい、
出す枚数は年々減っています。

そこで私は、枚数が少ないなら
そのぶん1枚1枚こだわって作ってやろう!
名付けて「年賀状、量より質作戦」
決行することにしました。

「年賀状、量より質作戦」の詳細
・あけましておめでとうも宛名も全部手書き
・馬の消しゴムはんこを自分で作る
和紙のハガキを使う
 
 
筆や消しゴムはすでに家にあったので
残る材料・和紙ハガキを調達するべく、
和紙専門店がある
大阪・日本橋へ行ってきました。
(↓これは帰りに撮った写真のため暗いです)
DSCN2874
私は日本橋駅から行きましたが、
長堀橋駅からもほぼ同じ距離です。
どちらの駅からも歩いて7分程で着きます。

本当は路地裏探検しながら
目的地に行きたかったところですが、
ここらへんは少し路地に入るとホテル街や
怪し~いお店があったりするので、

こういう風に表通りからぐるっと回るのが
無難かと思います。特に女性の方は。
Screenshot_2013-12-22-01-28-26
 
 
徒歩1分圏内に和紙を扱うお店が2軒あります。
まず初めに行ったのは和紙クラブです。
DSCN2824

手漉き和紙・和雑貨・和紙製品、
和紙で作ったハガキ・封筒・金封・
便せん・一筆せんなどなど
店名の通り、和紙を専門に扱ったお店です。
DSCN2836

全国各種の手漉き和紙が揃っています。
産地も色も模様もさまざまです。
DSCN2827

お店には他にも
罫線がきのこ柄や花柄になっていたり
DSCN2831

ワンポイントが入った
メモくらいの大きさのものだったり、
気軽に使える便せんも置いてあります。
DSCN2832
例えば荷物に添えるメモとして、
誕生日のメッセージカードとして、
幅広い用途で使えそうです。

同じ内容のメッセージでも、
ちょっと遊び心がこもっているだけで
もらった時の嬉しさが増しますね。

お目当てのハガキコーナーです。
DSCN2829

年賀状用ということで
私は無地のハガキ(5枚315円)を
購入しました。

もちろん、
お店には絵柄入りのもの売っています。
DSCN2830
こちらはすべて和紙クラブの工房で
1枚1枚手描きされているそうです。
 
 
さて、お次は和紙クラブから徒歩1分。
丸山雄進堂にやって来ました。
DSCN2864

こちらのお店はもともと
筆専門店として明治16年に開店し、
平成17年度より手漉き和紙の販売も
開始されました。
DSCN2856

木の棚に、全国から集められた
こだわりの和紙が並べられています。
DSCN2844
棚は引き出しみたいになっています。
この並べ方は、陽が当たって
紙が茶色く変色してしまうのを
防ぐためだとか。

上の写真を拡大して見ていただくと
おわかりになると思いますが、
紙と紙の間にも段ボールが敷いてあります。
これも日光を避けるためです。

また、電気の紫外線によっても変色するので
博物館で使用されているような
特別な蛍光灯にしているそうです。
DSCN2845
保存方法がしっかりされています。

こうやって引き出しを開ければ、
質感や色を確認することができます。
DSCN2841

この藍流しの和紙なんか
グラデーションがきれいできれいで!
DSCN2843

ちなみに下の写真にある「4匁」や「6匁」の
「匁(もんめ)」というのは、
和紙の重さ・厚さの単位のことです。
数字が大きいほど分厚くなっていきます。
DSCN2847
同じ種類の和紙でも
厚さごとにわかれています。

手漉きのハガキは3種類ありました。
左:楮(こうぞ)・80円
中:パルプ・40円
右:三椏(みつまた)・70円
DSCN2848
楮・パルプ・三椏というのは
和紙の原料となる植物の種類です。
これは豆知識ですが
日本紙幣には三椏が使われているそうです。

並べてみると色や質感が全然違います!
私は楮を2枚、三椏を6枚買いました。

筆もたくさん揃っており、
数百円から数千円のものまであります。
DSCN2840
雛人形や焼物の絵付けや日本画など
芸術・工芸専門家の方々が
主に購入されていくそうです。

お店の横はギャラリーになっています。
DSCN2855
私が行った時にやっていた
クリスマスポストカード展は終了しましたが、
来年1月6日から書の展覧会があります。
無料なので、ふらっと立ち寄れそうですよ。

丸山雄進堂のこだわりは
品質、保存だけではありません。
ホームページの充実度もすごいのです。

1つのお店なのに和紙ギャラリー
別々にホームページがあるんです!
それに加えブログfacebookも。
初心者にもわかりやすいよう
細かく商品の説明がされていて勉強になります。

上の青字がそれぞれのページの
リンクになっています。
各ホームページのURLは
この記事の一番下にも掲載しているので
ぜひご覧になってください。

※12月28日~1月5日まで年末年始休業です。
ご注意ください。
 
 
和紙を購入した後、お店の方に
近くに良い酒屋さんがあると教えていただき
行ってみることにしました。

酒のやまもと
DSCN2865

日本酒、焼酎、果実酒と
この品揃え、デパートより豊富かも・・・
DSCN2867

値札に産地と精米歩合だけでなく
味の説明が書かれているのも助かります。

これだけ品揃えが豊富だったら
普段なかなかお目にかかれないような
お酒もありそうです。

我が家は毎年、お年賀として
祖父母宅へ焼酎を持って行くのが恒例なので
今年はこちらのお店で
珍しいお酒を探したいと思います。
 
 
家に帰って、購入したハガキに
消しゴムはんこを押してみました!
DSCN2878
即興で彫ったはんこなので
仕上がりが雑ですが・・・

このハガキは
本当はもっと黄色みがかっています。
写真では伝えきれないのが残念です。

個人的な見解としては、
和紙は普通のインクジェット紙よりも
スタンプや筆の色がきれいに出ます!
RSCN2879
淡い色で、優しい印象を受けます。
 
 
日本橋駅は千日前線・堺筋線・近鉄線、
長堀橋駅は堺筋線・長堀鶴見緑地線と
いくつもの沿線が集中しているこの地域。

みなさんもお近くに遊びに行った際、
電車の乗り換えの際には
少し足を伸ばして
お正月の準備をしに行ってみませんか。
 
 
和紙クラブ
住所:大阪市中央区島之内2-5-30
営業時間:11時~17時
定休日:月曜(日曜祝日は不定休)
HP:http://www.washiclub.com/

丸山雄進堂
住所:大阪市中央区島之内2-6-23
営業時間:9時~19時
定休日:日曜、祝日
※12月28日~1月5日は年末年始休業
HP(筆):http://www.eonet.ne.jp/~fude/
HP(和紙):http://www17.ocn.ne.jp/~washi/
HP(ギャラリー):http://fudeya.web.fc2.com/

酒のやまもと大阪店
住所:大阪市中央区島之内2-6-32
営業時間:9時半~18時半
定休日:日曜、祝日
HP:http://sakenoyamamoto.main.jp/index.html

2 thoughts on “和紙専門店と酒屋でお正月支度@大阪日本橋

  1. 蛇男くん があらわれた!

    すでに削ってますが、
    写真点数はもう少し控えめの方が読みやすいです。

  2. 添削していただきありがとうございます。
    お手間を取らせることのないよう以後気を付けます!

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください