十七時 鐘が鳴るなり 西大寺
どうも、tasoです。
さて、西大寺といえば…
大阪にも京都にも行ける乗り換えの駅?
駅前に近鉄百貨店(通称:ならファ)とかあって
最近は駅ナカにもショッピングモールとかできて
奈良にしては栄えてるところ?
そのイメージを裏切り、今回私が行ってきたのは
駅ではなく、西大「寺」です。お寺です。
奈良で有名なお寺といえば、
東大寺、法隆寺、薬師寺、唐招提寺なんかは
歴史でも習うしメジャーかなと思います。
西大寺は駅名になってるにも関わらず
行ったという話を聞いたことがありません。
そんな西大寺は、駅の南口を出てすぐです。
街が栄えてるのは北口の方なので
南口の方はけっこう閑散としてます。
もう日が落ちかけている時間に行ったので
ほとんど誰もいませんでした。
拝観の時間が過ぎてたので(16時30分まで)
本堂の中には入れませんでしたが
外にも観音様がいたりします。
それから奥の方にお地蔵さん?が
祀られていましたが、
日が落ちて暗い神社が異様に怖くて
奥の方に行く勇気が出ませんでした…
大きなお茶碗に入ったお茶を回し飲みします。
テレビでもたまに取り上げられるみたいです。
昼間に行くとまた雰囲気が
違うのかもしれませんが、
周りを完全に塀で囲まれている
ということもあって
なんだか世間とは切り離された異空間に
いるような気分になりました。
駅の方のざわざわも、電車の音も
全く聞こえません。静寂です。
鐘の音だけが鳴り響きます。
良くいえば澄んだ気分になれたし、
悪くいえば怖かったです。
世間から切り離された場所に行きたい人は
ぜひこの時間帯にどうぞ!
あと帰る時に気づいたんですが
正門から道路を挟んで向かいあたりに
小さな神社がありました。
立ち入り禁止っぽかったので
近づけませんでしたが
鳥居の奥の方にあるのがおそらく本殿です。
ものすごく小さいですが
室町時代って…この神社なかなか
すごいんじゃないかと思います。
そしてこの神社の隣が
若者で溢れるお洒落なケーキ屋さんで、
あ、現実に戻ってきたな
と感じました。
まんよーな奈良で、室町は「ついこの前」らしいですよ。