ぷち禅。
はじめまして、yurikoです。
関西ネタを書いていく前にちょっと聞いて下さいな。
私、この夏、福井県の永平寺で座禅修行をしてきたんです。
ええと、まあ修行とはいっても3泊4日のプチ修行ですが。。。
この寺の参禅研修は、最近流行の「宿坊」とは違って本格的です。修行僧である雲水の生活に準じた修行で、早朝の3:30起床〜21:00就寝という生活でした。
起床後3:50から暁天坐禅、朝課(朝のお勤め)、作務(掃除)、講和などとやるべき日課が決まっており、さらにこれらの日課の間に座禅、座禅、座禅…という座禅三昧の研修なのです。
はじめにこの日程を知らされたときは「座禅なんてただ座っているだけだし、それ程きつくないだろう」なんて思っていたのですが、実際に結跏趺坐(けっかふざ)という座禅の基本スタイルで座ってみると、足の痛いこと痛いこと。2日目までは来たことをちょっと後悔したくらいです。
で、3日目になると慣れてきたのか座禅に集中できるようになり、
4日目では、座禅が名残惜しく感じるほどでした。
朝課とき、法堂で感じた朝特有のひんやりとした空気が、夜型人間だった私にさわやかな反省を促しているような気がしました。
何よりこのような趣と歴史のあるお寺で3泊4日を過ごせたというだけで、癒されました。
日々の生活に少し疲れてしまったときは、永平寺の参禅研修に参加してみてはいかがでしょうか。
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永平寺でググってみたのですが、ここの四天王像は当時のサイケデリックな色彩で復元していますね。ただ、古寺の中にあのクジャクみたいな色彩のマッチョなおっさんは、なんか浮いているような。。。そういう意味でも、この寺は歴史的であるだけでなく「歴史とは何か」を考えさせられる場所だなあ、と。
あと、この記事の公開時間、早朝4:58が、起床時なのか就寝時なのか、が気になりますw