ならねこカメラ講座。
【わびさび編】
美しいもの、美味しいものだけが写真ではありません。
ほろびゆくもの、いびつなものに、あえてカメラをむけるのも、あはれなりけることかな。
例えば、賑わいのある商店街だけでなく、シャッター街に行ってみるとか。そのとき、どうしてここはシャッター街になったんだろうとか、シャッター街でひっそり営業しているあの店はなんでつぶれないんだろうとか、考えるべきネタをいろいろ発見できると思います。
話は変わりますが、カメラの被写体だけでなく、カメラそのものが作り出す不鮮明さも一興かと。
アンティークカメラやトイカメラで独特の雰囲気を出してみるのもよいかもです。LOMO、ホルガレンズ、チェキ、ポラロイドなどを使って、綺麗に写りすぎるデジカメでは表現できない印象派フォトに挑戦してみては? ちなみに意外にもチェキは難しいんだよねえ。。。フラッシュ使いたくないので高感度のチェキフィルムが発売されたらいいのに。
こーゆー本がジュンク堂カメラコーナーの端っこにある、と思う。
↓『不鮮明の歴史』。これ名著です。ほんとにLOMOの話もでてくるw