老舗ココア専門店『AKAITORI』@心斎橋
待ち合わせまで時間があったので
ほっとひと息、ココアしばきにいってみました。
『COCOA SHOP AKAITORI』@心斎橋
1973年創業、全国でも珍しいココア専門店。
店内は、絵本に出てきそうな世界。
平日のお昼下がり、他に客はなし。
(この後しばらくして、ママさんグループや女子高生ペアが来店。店内はカメラのシャッター音の嵐。撮りたくなる細かい小物や内装がいっぱいなのは分かるけれど、ん~…って引いちゃって写真あんまり撮れなくなりました)
マトリョーシカみたいな可愛いおばあちゃんが接客してくれました。
無愛想で口数少ないけど、なんかあったかい。
看板メニューのおすすめココアとトーストを注文。
(ケーキやスコーンとか、もっと可愛くて写真映えするメニューにすればよかったと後悔したけど、私はトーストが無性に食べたかったのです!)
ホットココアって優しい味。
心の中にちゃんと滞留してくれる感じ。圧倒的包容力飲料!
甘すぎも苦すぎもしないココアに、体もほどけます。
濃厚だけど、さらりと喉に流れるシンプルさ。こだわってるんだろうなぁ~
トーストも軽めのチョコレートペーストがよく合って美味しい、されど所詮トースト。
(あっ、これ全部素人舌の意見ですので)
そういえばこの前、初めて
明治製菓の「チョコレート効果95%」を食べてみたのだけれど
苦い通り越して酸っぱかったです。カカオにも程がありました。
珍しいものとチョコレートが好きな私は、
健康に良いと聞いてキャロブ(旧約聖書に出てくる「いなご豆」)を購入したこともあります。
チョコレートの味に似てるという、魅惑のキプロス産。
ちょっと漢方ちっくな癖があって、半年くらい消費できてません。
(カカオじゃないからチョコではない)
チョコレート味の飲食物は基本的に好きなのですが、合わないものはほんと合わないのです。
そもそも「チョコレート」ってなんでしょうか。
加工の仕方や豆違いでチョコレートは変わるはずで。
それなら「ココア」も同じように種類多くあるはずで。
「西洋の汁粉」とココアを単純形容した、三島由紀夫の「汁粉」概念も覆せるはずですね。
そんなことを考えました。
ココアの世界はまだ遊び足りていないことを実感。
専門店までできちゃうんだから、それはきっともっと奥深いのです。
私にぴったりのココアを探して、何度か来店してみたいと思いました。
ぬうう、ドトールのココアで満足している私は、まだまだココアをしばきたりないのですね。とはいえ、中崎町のフェアトレード・チョコはめちゃ美味かったですね。