琵琶湖疏水を巡る@京都南禅寺周辺

 

京都をぶらりってなかなか難しくないですか?

お寺巡りも好きなんですけど、どうも造詣が深くないせいかそればっかりだと飽きちゃうんです…。
京都ビギナーのわたしも河原町はそろそろ卒業しようと、今回は岡崎周辺をぶらぶらしてみました。

1番のお目当ては京都市美術館で11/30まで開催しているジャポニズム展。
京都市美術館___展覧会案内___ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展
・・・だったんですけど、これまたよかったのが南禅寺の水路閣でした。

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ね、この写真だけでもなんだか、ぐっとくるでしょ?
これなんて、ほら。アーチがすごいいい感じ。赤レンガのつくりは古代ローマ建築を見ているようです。

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で、これなにかっていうと、琵琶湖から水をひいてるんですね。というのも130年ほど前、火事やら明治維新で衰えてしまった京都は産業を活性化させる必要があったんだそう。それで琵琶湖までトンネルを繋いで水道水はもちろん、工業や発電、農業などに水を使ったんですね。

で、まだまだ現役なんです。うえに登るとほら。こんな感じで水の流れが見られます。

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水の流れをたどってしばらく歩くと。舟と鉄道のレールらしきものが見えてきましたね。

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これインクラインといって舟を運ぶためのものなんです。琵琶湖までの水路は水運にも用いられて舟がたくさん行きかっていたんですね。街の方まで荷物や人を運ぶのにいちいち舟から下ろすのが大変ってので、舟を滑車で吊ったまま下ろしたり引き上げたり。もちろん動力は水の力です。

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岡崎周辺は美術館はもちろん平安神宮や銀閣寺などの歴史的建造物、動物園などもあって盛りだくさん。いまの時期なら紅葉も綺麗だし、春なら桜も綺麗だそうですよ。ぶらっとノープランで行ってみるのもいいんじゃあないでしょうか。

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One thought on “琵琶湖疏水を巡る@京都南禅寺周辺

  1. お、安定感のある記事! 今だと紅葉がきれいだろうなあ。

    せっかくなので美術館の画像を入れて、その画像をクリックするとHPへ飛ぶリンクをはってみました。

    やり方は「ビジュアルモード」で、すでに記事に挿入されている写真をクリック。次にその写真が選択された状態で「リンク」ボタンを押すとURLを入れるウィンドウがでてきます。そこに飛びたいURLをコピペして完了です。

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