大人にも読んでほしい、絵本の魅力
はじめまして、ちゃるです!
ゆるーく私の好きなお店やおすすめのものを紹介していきたいなとおもっております。今回は「絵本」について書いていきたいと思います。
え!?絵本!?子どもか!!!!
まぁまぁそんなことおっしゃらずに。笑
子どもの頃よく読んでいた絵本、最近読んでいますか??あーそういえば最近見てないなぁという方が多いのではないかと思います。でも、絵本なんて子どものために作られたものしょ??まぁ確かに小さい子どもでもわかるように易しい言葉と絵で描かれているのが絵本の特徴ですね。でも絵本にも小説やポエムと同じように作者の「伝えたいこと」がたくさんこめられているのです。幼少のころには分からなかった作者の想いや新たな気づきが大人になったいま改めて読むことで発見できるかもしれませんよ♪
そこで、わたしのおすすめの絵本をいくつか紹介したいと思います。
今回は本屋さんですぐ見つかる有名な絵本を紹介するので読んだことがある方も多いかもしれませんが、そんな方にももう一度読んでほしい絵本たちです。
『パパ、お月さまとって!』 エリック・カール
娘の「パパ、お月さまとって!」というお願いに答えて実際にパパがながーいながーいはしごを使ってお月さまを取りに行くお話です。「いや、物理的にも生物学的にも無理やわ!!!」なんてパパは言いません。笑私も小さいころから星が好きだったのでよく手を伸ばしたりしていました。もちろん、星を掴めたことはないですけどね。笑
現実では難しいことでも絵本のなかではできてしまう、そんな現実にはないわくわく感がいっぱい詰まった作品だと思います。
「スイミー」 レオ・レオ二
これは名作ですね!小学校の教科書にも載っていました(今は載っていないところもあるようです)。大きな魚に食べられて仲間を失ったスイミーが新たに出会った仲間たちを救うためにみんなと協力して大きな魚に立ち向かうお話です。これはみんなで力を合わせれば何でもできるのだというメッセージを感じ取られがちですが、実は作者の違うメッセージも込められているようです。作者のレオ・レオ二はアメリカでの名声を捨て、故郷に戻りました。自分自身の役割や存在を模索するなかでこの小さい魚のスイミーを自分になぞらえたそうです。この物語はそんな作者の自己発見や自己実現をテーマにしているそうです。
小さな力が大きな力に立ち向かう、勇気がもらえるお話です。
『ミロとまほうのいし』 マーカス・フィスター
なんだか写真がまぶしいですね、すみません。
こちらは私が1番好きな絵本です。なぜ好きなのかというと、この絵本は途中で2つに分かれていて「しあわせなおわり」と「かなしいおわり」 の2つのエンディングがあるのです。エンディングが選べるなんて珍しいですよね!内容は海の真ん中にある島に暮らしていたミロというねずみがある日岩の割れ目で綺麗な石を見つけます。その石を欲しがって他のねずみたちもその場所に行きたがるようになります。そこでふたつのお話に分かれます。
小さいころはお話として読んでいたこの絵本も大人になって人間に置き換えて読み返してみると、警告のようにも感じ取れる作品です。
『ぐりとぐら』 中川李枝子・大村百合子
ぐりとぐら=かすてら という感じでしょうか。私の記憶ではパンケーキだった気がしますが、カステラのようです。料理をすることと食べることがすきなぐりとぐらが森で自分たちよりも大きな卵を見つけて悩んだ結果カステラにして森のみんなで食べるお話です。結局誰の卵だったのかは気になるところですが、そのへんのリアルなところはどうか目を伏せてください。笑
大好きなものをお腹いっぱい食べたい!小さいころに思ったことがある人も多いのではないでしょうか。そんな子どもの夢がいっぱい詰まった心温まる作品です。
どうでしたか?
懐かしい絵本が出できたのではないでしょうか。
大人になった今でも絵本から学べることはたくさんあると思います。そんな絵本がこれからも子どもたちの夢であり続けられるように、このブログがみなさんと絵本を繋ぐきっかけになればいいなと思います。
次回は絵本がたくさん読める素敵なカフェをご紹介したいと思っています。なんと、そこではぐりとぐらのカステラ(パンケーキ)が食べられます!!では、また次回の記事でお会いしましょう。
下手な文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
ちなみに私のオススメは「さんまいのおふだ」です。
でで、アイキャッチなのですが、原則ヨコ長のほうが、リストに表示されたときに収まりがいいですね。これは次回からで結構です。