それでもYtコーヒーはおいしいです。

 

近鉄奈良駅前の某喫茶店を1年を通して利用したから言えるんだけど、学生が卒業してバイトが変わる度にこの店のパフォーマンスが劇的に下がります。であるからして、今、この店の接客はサイテーの時期です(学習してマシになっていくんだけど)。まず、店に入っても、4、5人いる店員全員と視線が合わない。いらっしゃいませー少々お待ち下さいー、もない。

すごい疎外感です。接客マゾにはたまりません。そして飲食店にあるまじき「入口無言放置プレイの刑」にされます。小学校で廊下に立たされた気分です。奥の方にいる店長らしきおっさんにアイ・コンタクトを送るも、彼はぼさーと無言で見つめ返してくるだけw ちょ、な、何プレイですか。

観光で訪れた老夫婦が椅子にショルダーバッグを置き忘れている。しかし店員は気付かない。私は、あわてて店を出て駅前の噴水までおっかけて「あのー忘れ物、されてません?」と連れ戻し、老夫婦が「まあ、どうもご丁寧にありがとうございますねえ」とお礼を言ってくれるんだけど、店員はこれを見ても知らん顔。別にいいけど・・・なんなんだろうこの残尿感。

ああああ、これを書いている最中、となりのおばちゃんが「いつまでたってもメニューもってこないの刑」にキレて、店をでていきます。なんかヒヤヒヤしてプログラミングに集中できない。なので、ならねこ書いているんですw  大阪市内でこれやったら怒る客多いだろうねえ。まあ、今日のように奈良が人でごったがえすことはそんなにないので、きちんとバイトを教育することが無意味だと思っているんだろう。しかし、結局それは店の成長を阻害していると思う。コーヒーは美味しいのに、損しているね。学習すべきはバイトではなく、店長さん、あなただ。

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・・・などと書いていたら、さっきの噴水前で、在特会と反ヘイトスピーチの二団体の怒号合戦がはじまる。店内も罵声で騒然となる。そして、私の神聖なる「ならねこアプリ」構想とこのブログ記事の執筆はやむを得ず中断。ため息交じりに店を出ると、数十名の公安に囲まれた数名の若者たちが、拡声器で吠え合っている。

じー、と観察していると、不意に私の前にいた二人の男が小競り合いをはじめ、そこにダダダと数名の公安が止めに入り、彼らがががちゃがちゃともみ合い、スクラムはジグザグして、そして何にも関係ないはずの私のmacbookが入ったカバンをけとばす(泣)。

公安の人達は、みんな白シャツに帽子だ。そこに独りだけ帽子にスーツのおっさんがいる。私はさりげなく彼のそばに立ち、改めてこの喧噪を静観する。私がただの傍観者であることを彼に示すために。そして数分後、一言インタビューしてみる。

私「いやあ、私、奈良の観光ブログ書いている者なんですが、この二つの団体は街宣の許可をとっているんですか?」

公安のエライ人「ええ、はい」

私「でも、これって、街宣でなくチンピラがわめきちらしているだけですよね? 通行もままならない。観光都市のど真ん中でこんなの許可してもいいんですか? 街宣の域を超えていますよ。いや、私は善良なノンポリティカル、一般ピープルなんですけれどもw」

公安のエライ人「確かに、あなたのおっしゃる通りです。でも、我々は許可を出す部署ではないんですよ」

私「ですよねえ(役人やねえ)。でも、目の前の惨状はいろんな意味でマズイでしょう?」

公安のエライ人「ええ、んん・・・なんとも(職務外なので)」

ふむ、確かに公安は、奈良のイメージがどうなろうと知ったこっちゃないもんねえ。何が「おもてなしの国」だよ。左右双方に言いたいんだけどさあ、奈良みたいなド田舎でヘラヘラいちびってないで、ここはどーんと京都御所の前でゲリラ的にやったらいいんだよ。とりあえず右も左も、警察沙汰の前に本物の右翼がどういうものか分かるから。身を以てね。おっと、あれも思い出したので、もう一言。

一昨年、JR大阪駅で阪南大学の研究者が放射能ガレキ拡散反対の声を上げたら逮捕されるという事件があった。JRが通報して、見せしめのように彼は大阪府警に逮捕される。その後、実際に放射能で汚染されたガレキは子供達の多いユニバーサル・スタジオの真横で燃やされ、そして焼却中、大阪市内の大気が異常値を計測し続け、それでも橋下はしらをきり、いよいよ国際世論の批判がきつくなって、ごまかせないとみるや、そんなことなかったような顔をしているけれど、知識人が科学的に反論すれば問答無用で逮捕され、他方でこんな低脳なサルども(右であれ左であれ、バカはバカです)を税金で公安が取り囲んで守っているのはフェアじゃない、と思うねえ。

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