街の行間。
夏休みテキトーに読んでみた本たち。
一番ヨカッタのは『商店街再生の罠』かなあ。
他のは書斎で書けそうな内容だった。
やっぱりフィールドワークによる現場の声は大事だな、と。
いや、そういうこと自体はタテマエでしかなくて、
タテマエをきっかけに街の行間=ホンネを聞き出す。
これが重要なんだわ。いやほんとに。
シャッター街の本質が、大型店に喰われた弱者ではなく、
税金対策がらみの裕福な商店主の戦略である(場合もある)、
というのはなるほどなー、と。
自動車がのさばる街は死ぬ、というテーゼも共感できる。
私は宇治で実感した。
あと、著者は公務員に手厳しいけれど、
仮にまちづくりのプランが成功してもさあ、
公務員はボーナス増えないもん。
それはしゃーないと思うけど。。。