都市の終焉。

 

日本の都市的なるものの代表格と言えば、百貨店である。
しかし、最近思うに、
百貨店ほどオワコンな市(イチ)はないんじゃないか。

単純にアホなのだ。
自分たちが何を売っているのかわかっていない。
商人としてどうなの?って思うこと多々アリ。

まず、猛暑のなか、館内がなまぬるい。むっとする。
この季節はもう秋物が入荷する時期だ。
しかし、とてもじゃないけど、蒸し暑いので
ジャケットを試着する気にはなれない。
みずから商機をのがしているという点でアホだ。

二流の芸能人が、これは節電対策だとアナウンスしている。
社会の電力事情が…とか地球環境問題が…とほざいているが、
そもそも30万のスーツを売ること自体、エコではないのだ。
こんなの究極の浪費を推奨する売人の発言とは思えない。
エコを唱えるならエコな商品を売るべきだ。

電力事情を危惧するならば、屋上をソーラーパネルにするなり、
地下にガスタービンを備えるなり、自家発電の拡充で対応するべきなのだ。
これこそセレブ(なんちゃってセレブではない)を相手に
商売する者の社会的使命というものだ。
エラソーなこと言う前に、まず身を切れ、と言いたい。
ただの経費削減を「社会だエコだ」と言い訳する意地汚さがアホだ。

え?そもそも、百貨店って
こんなツッコミすら入れられないIQ低いヤツ相手に商売してんの?
ほな、おいらオーダーかユニクロでいいや、ってなることが分からないのも
ア・ホとしか言いようがない。

都市の終焉は、
百貨店の胡散臭さに象徴されている。

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