続・鹿と雪景色 with E-P5 + ED 75mm F1.8
ああ、一昨日に郷愁を感じます。ああ、雪の奈良公園。せっかっくなので、その続きを。ちなみにカメラはE-P5にグリップをつけてます。フードは逆行対策ではなくレンズ本体を雪からガードするためのものですw グリップで背が高くなりますが、フード側のネジを真下にして支えにすると水平に自立しちゃいます。
寒そうだねえ(遠い目)。雪はやんでいるのに、みんな傘をさしているのは、大木の上から滴と雪爆弾がドバドバ落ちてくるからです。
昨日もいったけれど、この姉妹が美人だったなと。顔、似てるでしょ?
半野生鹿の場合、リラックスした表情はなかなか撮れません。かといって鹿せんべいもっていくと犬みたいにタックルしてくるし、カメラをベロベロ舐めるし・・・これはこれで自然じゃない。ちゃんと時間をかけてコミュニケーションとると「コイツ、ダイジョウブ」と認識してくれます。コミュニケーションといっても、鹿と話すわけではない。それ逆効果です。コツはただじっとしているだけですw
私はでっかいカラス、おまえたちの敵でも味方でもないぞよ。ザ・カメラ禅。
ルール1 基本しゃがんで待つ
ルール2 立ち上がるときはゆっくりと
ルール3 間合いを詰めるときは鹿に向かって直進ではなく斜め方向で
ルール4 目を合わさず、おしりなんかも向けながら移動する
こうして1時間くらいで慣れてくれます。私が撮ってるあいだ、5人くらいのカメラマンが現れましたが、長くても30分くらいで引き上げていきます。新しい人影を見る鹿の表情はすごく緊張していて「オマエ、ダレ?」って感じのいぶかしげな顔をカメラに向けているわけです。そんな乱暴な撮り方を見ていると、この人はなんで写真なんかを趣味にしているんだろうと疑問に思ってしまいます。
望遠レンズで盗撮するわけでもなく、鹿せんべいで囲うわけでもない。向こうも私を認識しているが警戒はしていないという絶妙の距離感、それが75mm(換算150mm)というパースペクティブです。