幕末の跡を辿ってみた@京都 池田屋。

 

どうもyurikoです。突然ですが、先日『京都時代MAP 幕末・維新編』という地図を買いました。
現代の京都の地図のうえに、江戸時代の地図が書かれた透かしの紙を重ねてみられる本なのです。
今回はこれを片手にちょっとマニアックな京都の幕末スポットを巡ってみました。

まずは池田屋跡から。

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なんと居酒屋さんになっているとは…。
中がどんな風になっているのか気になりましたが、約150年前、長州系尊攘派の約20名が新選組に襲撃され、斬殺・捕縛されるという血なまぐさい事件が起きたというこの場所でお酒をいただく気にはとてもならず入りませんでした。
このお店に入る方は池田屋事件を知った上で入るのでしょうか…? 
まさか150年後ここが居酒屋さんになっているとは、沖田総司も土方歳三も思わなかったでしょう。

次に訪ねたのは、四条木屋町にある古高俊太郎の邸宅跡です。
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この古高という人物はここで諸藩御用達・枡屋喜右衛門を名乗り、古道具・馬具を扱いながら長州間者の大元締として情報活動や武器調達などスパイ的な行為をしていました。
それを察知した新撰組がこの枡屋に押し入り大量の武器弾薬を見つけ、古高を捕縛したことで池田屋に尊攘派長州藩士が密会する情報を得た――― ひとことで言えば池田屋事件の発端となる人物の邸宅跡です。

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こちらは汁物がいただける「志る幸」になっていました。
懐石料理(6000円~)か利休弁当(2415円)の二択という学生の財布には厳しいお店ですが、ちょっと贅沢して入ってみました。

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お店の中は非常に狭く、一段高くなっている座敷を囲むようにしてカウンター席が配置されていました。
狭いので座敷で荷物や上着を預かってもらえます。

そして注文したのが利休弁当。
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お店一押しのお汁は白味噌仕立てで、甘く優しい奥の深い味でした。
文才のない私にはとても表現できませんが、今までで一番美味しいお味噌汁だと断言できます。
ちなみにお汁の具材は追加料金を払えば季節の野菜などに変更できるそうで、落とし芋が美味しいんだとか。

そんなこんなで今回の幕末スポットを巡る旅は終了したいと思います!
って2箇所しか紹介できてないですね…。
機会と需要があれば第2弾もある。かも?

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One thought on “幕末の跡を辿ってみた@京都 池田屋。

  1. そんなんゆーたら、鴨川のカップルすわってるとこ、処刑地やし。生首ころがりまくりだし。京の極(端っこ)と書いて京極です。

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