豊住書店ときたまちアンコール・ワット。

 

今回も、奈良きたまちの
ひがしむききた商店街にある本屋の話。
(え?どっち向きやねん?)

大型書店の進出が無い奈良では、
まだまだ中小規模の書店が健在だ。

今回は豊住書店を紹介しよう。

 
一見、なんてことない、もっさい本屋だけど、
中に入ると床に本を詰んだままだし、
絶版のカビ臭い本を新品の棚に置いてるし、
んん、ちょっと独特の雰囲気。。。

レジで仏像関係の本を買うとき、さりげなく
「いやあ、ここしかない本もありますねえ」
と店主に尋ねてみる。
彼は団塊の世代よりちょい上ぐらいだろうか。

「そやで、うちが作ってる本もあるねん」
「へー」と私。
「うちな、江戸時代から本屋やってんねん」
「江戸時代!!」
「コレ、昔の看板」

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「・・・えっと、どれのことですかw」
「天井のやつやん」
「ああっ」

ここ、由緒ある本屋だったのです。
床に本積み上げて売るのは老舗の証しです!
(たぶん)

「まんじゅう屋ちゃうから、意味ないけどね」
「え?」と私。
「古いゆうたかて、文藝春秋は文藝春秋やん」

そんなことないですよっ!
伝統のある本屋にはやっぱり、なんかこう
うん・・・あの・・・フォローしようと思うも、
口をついて出た言葉は、
「そうですよねえ、うーん・・・」

でも、豊住書店ににしか無い書籍があります。
どんっ。『奈良町風土記』山田熊夫著。

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奈良市民の一家に一冊はある(べき)本です。
地名の由来なんかが記されています。

いろいろ話を伺った後、
「またよってや」と主。
「ええ、ぜひ」と私。
父さんーがーくれたー熱い思いー♪
を携え、店を後にする。

ところで、店先の路地裏に、
こんなんがあります。

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癒やされるわあ、このラピュタ感。
きたまちのアンコール・ワット、
私の心象風景です。

そんでもって、購入した本をどこで読もうか。
うむ、カフェ バルドーにしよう。
扉を開けるのにもう勇気は、いらない。

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・・・やっぱ、ちょっといるかもw
今日は店長のおかんがマスターで、
カフェ・オレだけオーダーしてるのに、
読書中にチョコをちょこちょこくれるのですw

母さんーがーくれたーあのまなざしー♪
ありがとう、おかん。

 

 

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