片手と両手の世界。

昨今のスマホが、スペックの割に実際の使い勝手がイマイチだ、と感じてしまうのはなぜだろうか。それは、片手でいろいろできるようで、結局のところ両手をふさいでしまう点にあると思う。

だから真のアップル信者はやっぱiPhoneは4だよなーとぼやくのだ。画面は小さいながらも、片手で気持ちよく操作できたガジェットだった。私自身はいまだにガラケーにこだわっている。

iPadは、電車の中でひざに乗せて使うことができない。両手で本体を支えながら、さらにUIのスワイプを強いられるので結構ストレスがたまる。MacBookのほうが膝の上における分ハンズフリーだし、その気になれば左手と肘で支えて片手で持つことが出来る。

Apple Watchもバッテリー云々の問題以前に、時刻を確認するたびに右手でタッチする必要がある。もう一方の腕が必要な腕時計なんかイヤだ。

ファーストフードの定番はハンバーガーだけど、歩きながら食べている人を見たことがない。両手をふさぐからだ。商店街のコロッケ屋が人気なのはコロッケが片手で食べられるからである。

 

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください