ぐりこ・の・めっ。
奈良公園で、きゃーシカさんかわいい!!とかアホかと思う。
いまや私は、そーゆー境地にある。
他でもない、このシカがかわいいのだ。
名前は「ぐりこ」。
現在、1.5才児の♂。
名付け親は、浮見堂をいつも散歩している夫婦だ。
シカたちの顔が判別できない人間に、
シカがなつくわけないやん。ははっ!
そういう意味では、奈良は京都以上に
イチゲンサンには厳しい場所どすえ。けけっ!
「ぐりこ」は目が特徴的だ。
大きくて、くりくりしてる。
あと、両目の間隔が広め。
ぴょこっとでたツノも1歳ならではのデザイン。
来年には鋭く伸びて、
甘えながら、
私の脇腹をぐさぐさ突き刺してくることだろう。
人間だと小学3年くらいか?
結構、アタマも良くて、
かなり遠くでも私を判別して、
私が呼んだら茂みの中から駆けてくる。
浮見堂のシカたちは、
東大寺や春日大社のシカと違って、
人間をさまざまなタイプに分類し、
タイプに応じて距離を取ろうとする。
私がここのシカにこだわるのは、
そういう半野生動物が持つ
特殊な知性に依るところが大きい。
さて、
夜のぐりこもパシャリ。
暗闇のなかで、口笛ふいたらコイツだけ来たw
ぐりこかわいいよぐりこ。
瞳孔おっきい。