日本人は環境意識が強い?
こんにちは、香港生まれ、現在大阪で生活しているFHKです。
今回は「環境意識」について話します。
すこし厳しいテーマかもしれませんが、日本と香港の間にある意味で大きな差があると思います。
大阪に来てから、初めて「ごみはすべて分別する必要があり、収集の日も分けている」ことを知りました。
香港にいた頃、ごみは別に分別しなくてもよくて、分別したい人は「紙」、「瓶」と「ペットボトル」を3つで分ければよかったです。ごみの出す日も特に決まっていなくて、毎日出せば、必ず回収しているので、ごみ収集の日に合わせてごみを出すことはなかったです。
しかし、大阪に来て、ルールが急に増えました。日本人が環境意識やリサイクルに対して非常に関心を持っているなぁと思いました。これは環境にやさしいし、リサイクルを通してまた新しいものができるので、非常にいいと思いました。
でも長く住んでいると、「あれ、日本人は以外なところで環境意識が足りないかも?!」と気づきました。
それは「皆よくペットボトル飲料を買い、レジ袋もよく使う」ことです。
日本の水道水の質は世界的にも有名なのに、日本人は自分のボトルを使わずに、わざわざ飲料水を買います。もちろん水だけではもの足りないと感じる人もいますが、わざわざペットボトルの水を買う人も少なくないでしょう。
他の国は蛇口からの水は直接飲めないから、自分のペットボトルを準備していない限り、ペットボトルの水を買わざるを得ないでしょう。しかし、日本は蛇口からの水は直接飲めるのに、多くの人わざわざペットボトルの水を買っています。この現象は少し不思議です。また、たとえペットボトルはリサイクルといっても、リサイクルの過程で二酸化炭素などの気体も生成します。多少は環境に悪いと思います。
そして、レジ袋についてです。
レジ袋はごみ袋にもなれますが、水1本だけでもレジ袋をもらう人も日本には多いでしょう。そして、飲み終わったらすぐ捨てます。少しもったいないと思いませんか?
私が生まれた香港では、今食品衛生のためなら、レジ袋は無料で使えますが、他の場合はすべて1個で0.5香港ドル(約8円ぐらい)を払わなければなりません。たとえ1本の水を買ってもレジ袋をもらいたければ、レジ袋費を払う必要があります。
だから、多くの人は「マイバッグ」を持ってスーパーやパン屋さんへ行きます。「レジ袋1個が8円で、安いから、別に払ってもいい」と思う人がいるかもしれませんが、1回の買い物で8円、日々重なると結構の数になります。財布に対しても、環境に対しても悪いと考えたら、レジ袋をもらう前に本当にそのレジ袋は必要だろうかという質問を自分に1回聞かれてもいいかもしれません。
まとめてみると、日本人の環境意識は部分的に高いですが、気づいていないところで環境に負担をかけているかんもしれません。もちろん、香港でもごみ収集に力をかけないといけません。自分のためにも、自分の子孫のためにも、もう1回自分の生活を振りむいてみればどうですか。自分が普段気づいていない点があるかもしれません!
最後に、旅行で香港へ行くときは「マイバッグ」を持参した方がいいでしょう!
写真は以下のところから借りてきました。
http://www.epd.gov.hk/epd/psb_charging/tc/psb_charging/charge.html
http://mama.jocee.jp/user/BIGMAMA/21b9a1f6609dae44aca5
http://www.okujp.com/product_info.php?id=87
http://www.akazai.jp/
日本の場合、大都市の焼却炉は高性能なので(超高温で燃やす)、ゴミを分別しても最終的に一緒に燃やしています。実は分別の意味はないんです。これを理解している日本人も少ないですね。水に関してはマンションの場合は屋上のタンクにためるのでマズくなります。レジ袋なし2円引きのスーパーが日本でもありますね。それは地球環境というよりは会計的なインセンティブの方が大きいわけで。。。環境の話は抽象的で難しいですね。だから今後の記事の内容は、オリジナルの写真を使った具体的な大阪の話をしてください。