牡鹿の眼。

 

ふぉっふぉっふぉ。ついに不法投棄の犯人をカメラにおさめたぞよ。バッテリー切れ直前に現れよった。PM9:16、例のマンホール地点で白の三菱ミニキャブが停車。車から出てきたのは、予想通りしがない老人。

年がら年中、ダンボールに入った大量の生ゴミと粗大ゴミを世界有数の公園に投げ捨て続ける男。悲しいねえ。だが、数ヶ月前から言っているように、じじいでも私は全く容赦はしないぜ。

え、顔やナンバーをここで晒さないのかって? いいえ。今回の私は茂みに潜む牡鹿です。ただただ犯行の一部始終を静観する。「鷹の眼」と言いたいところだけど、鳥目だから暗闇に弱いよねw だから闇夜に光る牡鹿の眼っす。まずは彼が常習犯であることの証拠を押さえていく。言い逃れできないように外堀を埋めておくわけです。

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