Bambino@Rokuen.

 

そろそろ梅雨入りでしょうか。しとしと雨のふる春日大社は、それはそれで風情があります。雨天になると、奈良は観光客がグッと少なくなるので、落ち着いた古都を散策したい方にもオススメです。

さらに今月は、春日大社表参道なかばにある「鹿苑」(ろくえん)にて生まれたばかりの子鹿が一般公開(300円)されています。そういえば、奈良公園では、ちっこいバンビを見ることはないですね。その理由は、愛護会が妊娠している鹿たちを保護しているためです。たぶん麻酔銃かなんかで拉致するんでしょう。


子供同士集まるんだね。母親は自分の子供を臭いで判別しているんだって。

保護の目的は、母性本能が強い母鹿が人間を襲うことを避けるためで、鹿目線での保護ではありません。浮見堂のムツゴロウさんの「愛護とかいっても、所詮、人間目線なんだよなー」という発言の意味がわかりました。

そして、子鹿の庭の裏側にあるのが強制収容所。かわいそーに。

畑を荒らした鹿がここに閉じ込められます。奈良公園のダークサイドですな。彼らは一生出られません。一度野菜の味を覚えたら、必ずまた畑を荒らすからです。地元の人が野菜を与えているのをよく見かけますが、それは鹿が野菜を求めて畑を荒らすことにつながるのでやめたほうが良いです。

そういう想像力が働かない独りよがりな思いやりは、皮肉にも鹿と人間の共生のバランスを崩すことにつながっています。地元の人、聞いてますかー? オススメはどんぐり、しかせんべい、うさぎのエサです。

浮見堂に保護されなかった妊婦がいます。愛護会の麻酔銃から上手く逃げ切ったw 元気な子を産めよー。

[mappress mapid=”535″]

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください