〈瞳〉の博物誌@奈良東大寺。

 

おじさん、今日わ、かしこそーな話しちゃうぞ♡

 
冒頭のアイキャッチは仏像のレプリカなんですが、仏像の黒目の部分は水晶なんですね。その技法を「玉眼」といい、鎌倉時代からのテクニックらしいです。しかし、東大寺の大仏や南大門の金剛力士像には適用されていませんね。大きな瞳に合う水晶が高すぎたのかもしれません。
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じゃあ、東大寺南大門の金剛力士像(鎌倉時代1203年、運慶・快慶他)からみていこう。
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モノクロをズームで。瞳は玉眼ではなく、立体的に掘り出されています。
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うんちくはこれ。
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次に中門の毘沙門天と持国天(江戸時代1719年、山本順慶)だ。運慶快慶から500年後の世界。おい!造形師劣化してない?。ポーズに躍動感がない。
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でも瞳は水晶orガラス?がはめ込まれている模様。
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最後に大仏殿の内部へ。拝観料は500円です。
大仏どーん。白目を塗ってます。でも大仏は何度も修復されてまくっているので、奈良時代のものとは全然違うデザインです。
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でも蓮の部分の絵はかなり古いはず。アニメチックw
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大仏殿には巨像がさらに二体あります。広目天と多聞天(江戸時代1799年)です。
多聞天。着色がハゲてますがうっすらと瞳が見えます。
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広目天。そもそも着色されてない? 塗られた黒目が見えますね。
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やっぱ運慶快慶って天才だと思った。教科書でみる金剛力士像だとすごく客観的に描かれていて、それだともうちょっと頭小さい方がよいのに、とか思っちゃうんですよね。でもそれは間違い。教科書のそれはありえないパースなんですよ。
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金剛力士像は下から見上げるパースなんですね。そのときに、バランスと迫力を兼ねたデザインとして作られている。つまりわざと頭は大きめに作ってあるわけです。
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江戸時代は細かい装飾にこだわっているけれど、下から見上げたパースはイマイチですね。躍動感がなく棒立ちしてる感じなんです。

じゃ、最後につぶらな瞳でしめます。ぽわーん。
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