人類みな麺類~ミスチルオタク店主による人気ラーメン店~
ラーメンなんて、ただのダシ汁に浸かった小麦毛だろ。
特別ラーメンを愛しているわけでも憎んでいるわけでもない・・・
そんなラーメンに何の造詣もない私が行きました。
行列のできる人気ラーメン店!
『人類みな麺類』@南方
そもそも食べ物に並ぶという概念が無い・・・。
それでも大人しく並びましたよ。
というのも、今回のお店、店主がMr.Childrenファン全開らしいのです。
本当にそれだけの理由なのですが、イチ、ミスチルファンとして行かねばという
謎の使命感で並びました。「愛」ってそういうものです。
土曜の12時、阪急「南方駅」の東改札出てすぐ。
店前にはすでに30人以上の行列が。
行列する客の為に椅子がいくつか用意されていたり、
突然降り出した雨には傘がお店から数本貸し出ししてくれたり、
とても親切なお店でした。さすがミスチルファンの店主が経営するラーメン店(贔屓)
並んでいる間にメニューを注文できました。
回転率を考えてくれています。さすがミスチルファンの店主が・・・(以下略)
メニューからほとばしるミスチル臭。
2012年に発売された、ベストアルバム『micro』『macro』から名前をとってるんですね。
まぁ初めてなんで、「らーめん原点」を注文しました。焼き豚とメンマは厚で!
(お店のFacebookページで「いいね!」すると、トッピングで煮たまご(¥50相当)が無料で貰えるそうです!後で知って後悔・・・)
やっとお店前に辿りつきましたが、外観がとってもシンプル。
看板が小さすぎて、行列とラーメンの匂いが無ければ気づけません。
ラーメン雑誌に紹介されたとか。へぇ、さすがミスチルファンの店主が・・・(以下略)
こんな小さくて地味なお店が口コミで行列店に成長できるなんて、よっぽど旨いのでしょうか。
とはいえ、所詮ラーメン。半信半疑ながらも期待してました。
いよいよ入店!入口そばに神々しいほどのミスチル愛があふれててたじろぐ
最新のミスチルのドキュメンタリー映画のリーフレットまで飾ってます。
もう一角が完全にミスチルです。
ラーメンもはや関係ないし、ミスチル親善大使というか公式の広報の方ですかって感じですね。
そして店内の液晶テレビには、でかでかとミスチルライブが映し出されてます・・・!高まる!!
興奮して写真パシャパシャしてるうちにあっという間に出てきました。
そうです、ラーメン食べに来たんでした、私。
焼豚、分厚っ!3㎝近くあってスープを吸ってサラリとした、いい感じの脂が出てます。
とりあえず、スープをひと口。・・・旨い!
醤油ラーメンなんてただの醤油の水溶液だろと侮っていましたが、
鰹だしベースの懐かしい、奥深い味がします。
麺もモチモチでしっかりしており、この一杯すべてのバランスが計算された「作品」でした。
私、今までラーメンの汁は飲み残してしまうのですが、これはあっという間に呑み干してしまいました。
盛った話でなく、ほんと。自分でもびっくりです。こりゃ並ぶわ。
それにしてもこのスープ、艶やかしい・・・ラーメンに感じる究極のエロス。
おのれ、やるな・・・さすがミスチルファンの店主が経営する・・・ウッ!(感涙)
お会計の横に、ウーパールーパーを発見。
店長?!(桜井)和寿・・・?!!なんでそんなところに・・・
***
お店の人が始終ニコニコされていて、こっちまで元気になれました。
今回行って分かったことは、ミスチルとラーメンは無理矢理くっつけただけでしたが、
店主のミスチルファンっぷりと、ラーメンのクオリテイが、本当に素晴らしいということです。
好きなものでお店を開く、というのはよく聞く話ですが
この店主は好きなものを掛け合わせて、とびっきりの愛情を詰め込んだ「好きなもの」を表現しました。
そんな店主だからこそ、「最高」を提供できるのかもしれませんね。
好きなもので食っていくって素敵。
そういうものが感じられるお店です。
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ファンであることを告げたらチャシューおまけしてくれそうw