だまし絵展Ⅱ@兵庫県立美術館
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こんにちはichiです。今回は兵庫県立美術館に行ってきました。
お目当ては今週末28日までの開催となる『だまし絵展Ⅱ』、詳細はこちらをご覧ください。
兵庫県立美術館の最寄りは阪神岩屋という駅で、阪神梅田駅から電車で40分と言うとやや遠い印象を受けますが、神戸三宮から電車で3分といえばアクセスしやすいのではないでしょうか。
岩屋駅を出て一つ目の横断歩道を左折して直進すること約7分。兵庫県立美術館の文字が見えるので駅から迷う心配はほぼありません。
この兵庫県立美術館の文字のある先がメイン入口でもある北入口です。が、建物の陰で若干暗くなっているためか裏口にしか見えないというのが正直なところ。
ところでこの美術館はかの有名な建築家、安藤忠雄氏によって設計されていて美術館の構造にも多くの見所があるのですが、もう一つ展示棟とギャラリー棟で見える景色が全く違うという特徴があります。
こちらが展示棟からの写真。張り出した天井部分に隠れて分かりにくくなっていますが、山が見えます。
そしてこちらがギャラリー棟からの写真。こちらは疑いようもなく海ですね。
また、海側の階段にはこんなものもありました。
白い階段と壁面を埋め尽くす謎の記号群……何だこれはと階段を上りきると『記号で遊ぶ《輝け円形劇場》制作作品展示中』の文字が。どうやら美術家の向井修二さんが学生と共同制作した記号アートの展示だったようです。
階段の他にもドラム缶や手漕ぎボートなどが記号で埋め尽くされたものが置いてあります。同じように階段の写真を撮っていた小さな男の子の俺こんな部屋に住みたい!という言葉が印象的でした。記号アートってすごい。
さて、そろそろタイトルにしてあるだまし絵展の話に移りましょう。
といっても作品自体の話は実際に目にして頂く方が早いでしょうし、作品を見てどうだったかという感想も人それぞれなのでそのあたりは省略します。
まずはチケット購入。
事前に購入したものを持っていくのが一番いいのですが、当日券でも10~15分程度並べばすぐに買えます。時間帯によってはほとんど並ぶ必要もなさそうで、実際日曜日の2時前などは並んでる人がほとんどいませんでした。
学生の方は学割料金のほうがお得なのでぜひ学生証をお持ちくださいね。
ちなみにチケット売り場にほど近いお土産屋さんはこんな感じです。
棚にずらりと並べられたお土産は視覚的にも楽しいですね。だまし絵展関係のお土産はだまし絵展の展示スペースの出口近くに別に設けられていました。
次はだまし絵展の展示スペースについて。入口を入るとだまし絵とは何ぞや、といった説明がされているプロローグから始まる全4章の構成になっていて、作品は全部で83作品、5年前のだまし絵展と比べると立体造形の作品や現代美術作品が多い印象を受けました。
特に2章のシャドウ、シルエット&ミラー・イメージの展示スペースでは影や光、鏡を利用した立体造形作品が多く展示してあり、だまし絵を見るのではなく体感することができるので、現代美術らしさがよく分かると思います。
すべてじっくり見ると中の混み具合にもよりますが、だいたい2時間弱程度、映画1本分くらいの時間がかかります。
スペースを1度出ると再入場できないので、中の休憩スペースなども活用しながらゆっくり見るのが個人的にはおすすめです。順路通りに進まないといけないといった決まりもなく、大きすぎない声量であれば話しながら作品を見られるので気軽に楽しめると思いますよ。
それでは今回はこの辺で。次回は美術館の近くにあるお店の話をしたいと思います。
まあ、ここは建物自体が良くも悪しくもアートしているので、閑散とした日にここの併設カフェでぼーとしたり読書するのもありかなー、と。とくに安藤忠雄好きな人はねー。