京都でオススメの紅葉スポット
皆さんはもう紅葉を見に行かれましたか?
まだだと言う方や来年行く予定だという人におすすめの紅葉スポットがあります。
京都と言えば有名な紅葉スポットが複数存在しています。円山公園や清水寺、東福寺など名の知れた所の紅葉は感嘆の吐息を洩れるほど美しいです。しかし、綺麗な紅葉というのは誰もがみたいもの。当然押し寄せる人の数も半端ではないです。
そこで、最近少し有名になって人が増えたのですが、有名スポットに比べたら人の多さはましで、なおかつ紅葉が楽しめる所を紹介したいと思います。
ただ綺麗な紅葉を紹介するのではおもしろくないので、紅葉から連想するものを考えてみました。
紅葉と言えば真っ赤に色づく木々。(黄色もありますが赤が先に浮かびました。)
真っ赤といえば・・・・血。そう、血です。
紅葉から血を連想するなんて物騒だと思った方もいらっしゃるとおもいますが、京都には血と紅葉のどちらも同時に存在している場所があります。
そこが今回紹介する源光庵です。
源光庵は本堂の撮影が禁止なので写真に残したいと言う方にはオススメできないのですが、実際に足を運んで美しい光景を目に焼き付けたいという方には本当にオススメです。枯山水の美しい庭園は、紅葉の時期だと見事に木々が色づき、散らした葉が地に落ちているのも花が咲いているかのようで美しいです。しばらく庭園の景色を眺めていると、嫌なことを忘れることができます。
また丸い形に切り抜かれた「悟りの窓」と長方形に切り抜かれた「迷いの窓」から覗く庭園は、自然の絵画そのものであり、実に見事です。私の拙い文章でしか情景を伝えることができないのが非常にもどかしいので少しでも気になった方は是非足を運んで頂きたいです。
そして忘れていけないのが血。
お気づきの方もいらっしゃるとおもいますが、源光庵は血天井でも有名なスポットなのです。
1600年、天下分け目の関ヶ原の戦いの時に、徳川家康の家臣・鳥居元忠は石田三成と交戦するが破れ自刃します。そのときの血痕が400年以上の月日を経た現代でも見ることができるのです。
天井をみあげ、あれ?と思われるかたもいるかもしれません。もっと、ブシュッ!と血がついてるのではないのか?と想像しますよね。
刃で切った際に飛んだ血が天井に残っているのではなく、腹を切った際に流れ出て床を塗らした血がのこっているのです。つまり、昔は床にあったものを供養のために天井にやったためにそうなっているのです。実際に行こうと思われた方は足跡を探してみてください。くっきりはっきりのこっています。
源光庵の近くにはもみじのトンネルが美しい光悦寺やおなじく紅葉の見所である常照寺があるので源光庵に行った際には是非立ち寄ってみてください。
光悦寺と常照寺で美しいと思った写真を数枚はりますが、ご自身の目でみてもらうのが一番だと思います。
【源光庵概要】
住所:京都市北区鷹峯北鷹峯町四七
電話:075-492-1858
アクセス:市バス 地下鉄烏丸線北大路駅よち北一号系統玄琢行
四条大宮より6号系統玄琢行にて源光庵前下車
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うお、遠いところにあるねえ。バスで行ったの? そこまでいくなら、帰りしなに今宮神社のあぶり餅たべればよかったのにー。
http://naraneco.sakura.ne.jp/wp/?p=9099
乗り継いでバスで行きました!結構遠かったです。
今宮神社のあぶり餅、三年ほど前に食べたことがあります(^^)
写真を見てまた食べたくなりました−!