痴人問答。
X: あのですね、morimachiさん、僕、思うんですけどね、東京がしょうもない街だなんて、そんなの前からそうだし、みんな知っているわけですよ。それをわざわざキザったらしい文章でダラダラと書くこと自体がですね、なんか田舎者ぽいっというか、いや、むしろ・・・
M: むしろ?
X: morimachiさんが病んでるだけなんですよ。いや、ほら、病んでる人って世界が灰色に見えるっていうじゃないですか。
M: でも事実、社会自体が病んでる場合もあるじゃないか。しかも、そのシステムのなかにいる者はその病理には気付かない。ほら、コナミのゲームにあったように、ゾンビになったらむしろそこが楽園に見えるという・・・
X: 「バイオハザード」ですか? ゾンビにそんな知性すらないですよ。
M: ちがうって「サイレン」だよ。天国と地獄は紙一重なんだ。
X: あのですね、morimachiさん、そんな話はどうでもいいんですよ。僕が知りたいのはですね、あなた最近メイドカフェいきまくってる、って聞いたんですが。
M: 行きまくってなんかないよ。秋葉原と日本橋の有名店に行ってきただけ。
X: うわあ、噂は本当だったんだ!なんなんですか・・・あなたは。やっぱり病んでますよ。僕の知ってるmorimachiさんじゃない!
M: たかがメイドカフェに行ったぐらいで、ずいぶんな言われようだな(笑)。ちなみにリッツカールトンの喫茶店にもよったけど、そこのスタッフもメイド服だった。そして値段も秋葉原の@ほぉ~むカフェと同じ1900円。皮肉だね。でもね、イギリス人に言わせればリッツカールトンのメイドですらコスプレなんだよ。つまり、事の本質は・・・
X: よく福島の放射能がどうこうとか、スタックスネットが云々・・・と深刻そうなことを僕に教えてくれるmorimachiさんは、他方で僕の知らないところでメイドさんとヘラヘラと阿呆みたいな顔をしてチェキを撮っている・・・そういうの、あなたのポリシーはどういう形で統一されているんですか!?
M: いや、別に整合性を図るつもりはないよ。滅びゆく社会を弄びながら、言うべきことは言わせて貰う。それでいいじゃないか。
X: なんだよ、それ。ご都合主義的な堕落論ですね。morimachiさんにはね、カッコイイことだけをやってほしいんですよ。この際はっきり言いますけど、morimachiさんの自虐ネタはぜんぜん面白くないですから。すべってますから。あなたの感性はユニークなんだから、それをもっとマジメに、そう、もっと悪魔的にクールなことに費やして欲しいんです。
M: で、君はその様を静観するの? 悪魔を高みから見物するおまえって・・・
X: いいえ、静観できなくなるくらい悪魔的なまでに天才なことを為して欲しいんですよ!僕を導いてくださいよ、morimachiさん。あくまでも例えですけど、テロとか、しないんですか?
M: うーん、病んでいるのは君の方じゃないか・・・