microgeneration@身体。

 

新しいヘッドホンを買ったので、最近、他人がどんなイヤホンをしているのかが気になる。ヘッドホンやイヤホンはワイヤレスであることにこしたことはない。だけど、実際に街ゆく人々のそれは「有線」が圧倒的に多い。なぜだろうか?

それは、おそらく、充電がめんどくさいからだろう。せめてiPod側からも充電できればいいのに、それもできない。アップル社がヘッドホンメーカー(Beats)を買収したのは、そういう電力やコネクタ周りの統一を考えているのではないか、と個人的に勘ぐっている。

今後、メガネや時計などのファッションアイテムが高度に電子化していくのだろう。確かに、この見通し自体は間違いではない。しかし、コンピューターのウェアラブル化は、同時に各デバイスの「充電のめんどくささ」を併発するに違いない。実はウェアラブル・コンピューターが普通の衣服のような存在になるためには、ウェアラブルな自家発電機(microgeneration)の普及がその前提条件として存在していなければならないと思う。

かつての機械式腕時計が腕の動きを動力源にしたように、人の日常的な動作をエネルギーへと変換するデバイスの開発もまた、ウェアラブル・コンピューターと並ぶ技術革新の方向性の一つだ。もっとも、動かなくても、植物のように光合成できればそれにこしたことはないのだが・・・

冒頭の写真は、太陽光パネルが埋め込まれた服、その名もWEARABLE SOLAR。1時間太陽の下にいると、スマフォを50%充電できるそう。なので、街中はあえて日陰をさけて下さいw

http://www.fashionsnap.com/news/2014-01-26/wearable-solar/

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