「にぎる」というデザイン感覚。
かつて、情報は「にぎる」ことができた。
カセットテープやファミコンのカートリッジなどがそうだ。
抽象的な情報コンテンツは、
この「にぎる」という感覚でつかんできたわけだ。
実は電話も「にぎる」メディアだったと思う。
しかし、スマフォになってから、
電話はどうも「にぎる」感じではなくなった。
ましてや次期iPhoneはもっとでっかくなるようだし。。。
ちなみに、
この機種にはT9と呼ばれる変換システムを搭載していて、
フリックよりも便利なんだよなあ。
「ならねこ」と打つのに、
「な」・「ら」・「な」・「か」と四回打つだけで
「ならねこ」や「のらねこ」などの変換候補がでてくる。
(造語の場合は初回に補正する必要があるけどね)
私はT9が紡ぐ、この簡素な日本語が好きだ。
それは「にぎる」感覚と連動したメッセージングだと思う。
アンドロイドにもそれっぽいアプリがあるみたい。