イタリアvs奈良。
おかん、Gパンの「G」ってどーゆー意味。
はよ夏休みの宿題しなさい。
ジーンズのGではないですよ、
だってJEANSだもの。
じゃあジーンズってどーゆー意味かっつーと、
ジーンズ
↓
ジェーンズ
↓
ジェノイーズ(Genoese)
になるわけです。
「ジェノバ人」って意味です。
ジェノバ(Genoa)はイタリアの都市ですね。
[mappress mapid=”348″]イタリアといえば「網状資本論3」でも触れたように、
中世の地中海交易の一大拠点です。
帆船がそれを可能にしました。
当時の船の最先端技術とはなにか?
その一つに布が挙げられます。
そう、布はそのまま風を捉えるマストになります。
軽くて丈夫なマストをつくる技術は
イタリアで養われたのでしょう。
たぶんですけど。
布は衣服用だけではなかったわけです。
また帆船も、交易のためだけでなく、
戦争時の兵器でもあったわけで、
たかが布、されど布なのです。
で、時は流れ、
アメリカの開拓期に作業着を、
「ジェノバのぶっといゴワゴワした生地でつくるっちゃ」
とレヴィストロースが発明し、
そしてこれを履いてインディアンの研究をし、
「インディアン、ウソツカナーイ」の
構造主義的解釈をうちたてたのです(ウソです)。
で、さらに時は流れ、
ここ奈良にバジルペーストが。
ジェノバのパスタのアレです。
私の大好物です。
ただね、イタリア産の瓶詰めのやつでも
マズイやつもあるなかで、
奈良の寺田農園のコレはアタリですぞ。
パンにつけて食べるのです。うま。