子泣き爺シンドローム@週刊ダイヤモンド7/19号。
どうあがいても絶望。なんていうゲームのキャッチコピーがあったけれど、近未来の日本社会はそうなりそうです。人口減少というけれど、その内訳は、子泣き爺大量おんぶ社会です。
ヨーダくらいならいいんだけど。軽そうだしw
ヨーダ:駅前のファミマよってくれへんかな。
ルーク:え。そこにセブンありますけど・・・
ヨーダ:ん、ファミマのぜんざいの方がええねん。
あとね、人口減少と関係ない記事も強引にいれているなあ、という印象あり。スマフォの話なんかどうでもいいよ。また立命館が雑誌広告をいれてるので「少子化による大学消滅」とか「有名私立の低レベル化」・・・なぁんてことは口がさけても言えませんでしたw 広告主は神様です。
この特集のp.64には人口減少ランキングがあり、奈良目線で紹介すると、奈良県の川上村が2位、野泊川村が19位などです。でも野泊川村は524人が2040年に216人になるって言われても、そもそも500人の村が25年後に半減しても、ふーんって感じですが。むしろ、未来にエネルギーや水の自己循環システムが可能になれば、こういう田舎暮らしはすごくリッチなはずです。
あと、こういう表はランキングそのものではなく、その算出方法のチェックが大切です。そういえばランキングに福島県の飯舘村が出てこないですね。実はこの表、自治体の2010年の総人口と2040年のそれと比較して変化率を出している。そもそも、この2040年の人口の算出の仕方がわからないし、2010年と現在を比較した場合の変化率も出すべきです。
たぶん2011年の3.11の影響を何にも考慮していないと思われます。つまり、東日本が放射能で汚染されず、子供が甲状腺ガンで苦しまない・・・そういう平和だった頃のお花畑予測でしかないということです。
「人口減少ショック!」という、おどろおどろしい記事タイトルだけど、本当に怖いことは書かないですねえ。