reveal.jsについて。
ワードよりも、エクセルよりも、私はパワポが大好きです。プレゼンだけでなく、パワポでなんでも考えます。イラストもパワポです。そんな私ですが、そろそろこれが時代遅れなんじゃないかって思うようになりました。
ウェブがどこででもつながるこの時代、ブラウザ前提のプレゼンのほうが、意図を伝えるという意味では「デジタル紙芝居」よりもはるかに効率がよいと思います。
いまつくってる「ならねこ」もちょっと改造するだけで、地図ベースのプレゼンソフトに化けるし。また、もう文字ベースのシンプルなプレゼンならHTMLでいいじゃん、ていう時代です。しかも、今回紹介するreveal.jsというフレームワークは、単純にパワポよりも良い機能を持っていると思います。
それはスライドのめくり方なんですね。
基本、スライドを→に進んで
■→■→■・・・
というふうにめくっていくわけだけど、
reveal.sは↓にも行ける。
■→■→■・・・
↓
■
↓
■
てな感じ。
パワポって、スライド間の論理的な表現が弱かったんですよ。パワポの伝わりにくさって、そこにあったと思います。
reveal.jsでは、「→」は「時間的な流れ」「論理が展開されていく」、「↓」は「補助的な議論」「まだ次のステップに進んでいない」といように使い分けて、スライド間の論理関係を明示することができますね。もちろん全体表示でもこれが反映される。
それは、視覚的にハデなだけのチャラいプレゼン・フレームワークとは一線を画しています。これ、ふつうのwebブラウザで動きますのでお試しあれ。
デモはこちら
http://lab.hakim.se/reveal-js/#/http://lab.hakim.se/reveal-js/#/