存在論的「オホホポエム」。

 

タイトルにオホホポエムつけたけどさ、もうあんな隠語をごちゃごちゃ解読しなくても、オホホもテルテルボウズもケビンも戦艦もみーんなグルで嘘ついてたのはほぼ確定しているわけで・・・。問題は、なんでこんな大胆な嘘をついたんだってこと。これの背景に関しては、ポエムからは分からない。本当にみんなが腑に落ちないのはそこなんだよねえ。誰得なのよ? ポエムだけでは埋まらない、欠けたピースたちの存在論。

その1。オカルト政府からの圧力
宗教法人税はスルーして消費税だけ増税成功〜でも愚民はそんな論点すら気付かない〜。くすくす。でも理研をそのまま特定国立研究開発法人化して、数百億円もじゃぶじゃぶ出しちゃうとさすがの愚民もごねるよなあ。なあ、理研さん、あいぴーえすの時みたいな打ち上げ花火ないの?ねえねえ、特定法人なったら1000億円だよ?欲しくないの?ん?おまえら天才なんでしょ?できるでしょ?お祭りごとだけは好きなんだ。なんか元気でるじゃん。ごくごく、ああ神さまのお水、おいちっ。

その2。すべてを知りすぎた男の虚無
私は再生医療のプリンスです。いえ、でした。まあiPSで負けたのは仕方が無い。慢心だったと思う。でも他のなんたら細胞って何だよあれ? MUSEやらMAPCやらVSELやらぜんぜん再現性ねーじゃんよ、うさんくせー。ファッションブランドかよ、ざけんな。なんだよインチキばっかじゃん。おれはなーおれはなーそんなんで勝っても嬉しくないけど、とりあえず負けるのがイヤなんだよー!

その3。知のだららん波動砲
ニューアカは死んでません。私のポップアート・プラグマティズムとして生きてます。すべては贈与から始まります。剰余価値の本質は、嘘からでた真なんです。マルクスが言ってました。え?言ってない?そんなことはどうでもいいんです。ボクはキミに壮大な虚構をプレゼントするよ。そんで、ばばばっとハデにでっちあげて、スポンサーを集めてイイ研究をする。そしたら嘘みたいな仮説も現実になる。そういうもんです。みんなハッピーになる。陰険なだけのソーカルなんてケツが青いよケッ。SFと科学のあいだなんて、大差ないですよ。栗本慎一郎の弟子でしたが、ボクも知のアイドルになりたかったのー。その未練を割烹着にたくしたのに・・・たは。
 

小保方氏の事実上の指導教官、大和氏の過去論文(『現代思想』1996年11月号)。内容的には面白いと思ったけどね。でもニューアカって95年の阪神大震災や地下鉄サリン事件で完全終了だったような。だから彼もこの後、一気に細胞工学にシフトしたのかなあ。ただこの「複雑系」特集の執筆陣はすごい豪華で、内容も濃いね。それに比べて今の現代思想は・・・。

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『経済人類学を学ぶ』栗本慎一郎編著。大和氏は8章と12章を担当。いわゆる還元主義批判。それだけのことをだらだらといろんなジャンルの知見でデコレーションした内容。退屈。まあ大学のテキストだしなあ。
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文科省のHPより。特定国立研究開発法人に関するコメント。笹井氏の発言内容云々以前に、そもそもこの体裁に文科省の知性を疑う。
国立研究開発法人(仮称)制度の在り方に関する懇談会における主な指摘事項:文部科学省
大学にはないような独創性、国際性、自由度を強く保障する研究体制を構築し、人材の厳格な評価、国際公募の実施を行うべき。一方、若手人材に対する助言機能の充実、また彼らに雑務をさせないことなど、研究開発法人には優秀な次世代エリート研究者を育成するシステムが科学技術振興国との差別化の観点で必要。(笹井ディレクタ)
 

政府関係者がコメント。
http://ichita.blog.so-net.ne.jp
野依良治・理化学研究所理事長に伝えたこと:山本一太の「気分はいつも直滑降」:So-netブログ

最後に以下のような言葉で締めくくった。 「だからこそ、理研にはガバナンスや危機管理マネージメントでも一流であることを証明してもらわねばならない。きちっとした対応をお願いします!」と。

あ、食後のフルーツを食べないと。 イチゴとバナナと豆乳の生ジュースを作っちゃおう!

・・・昔からなんだが、この人、生理的にムリなんだよなあ。。。

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