ざっかん@大阪道頓堀。
tanatanaと道頓堀のラーメン屋で、激論を交わす。ファミコン史上、最大のクソゲーと神ゲーについて。神ゲーのスーマリは殿堂入りなので、その次は何かについて盛り上がる。tanatanaはファイナルファンタジーⅡの経験値がないのがステキだといった。私は、ゼルダの伝説の地下のブロックを2秒押したらブロックが動いて階段が出るときの、あのプッシュ感が神がかっているといったが、彼はディスク・システムを買ってもらえなかったらしく、ふーんと流す。最近のゲームってボタンを押すことの快楽が計算できていないと思うんだが。
クソゲーについて。ここでも単なるクソではなくて、味のあるクソゲー、偉大なクソゲーについて話したが、やはり意見が分かれた。私はアストロロボササがやり込み要素のあるクソゲーだといったが、奴は知らんという。クソめ。たけしの挑戦状をクソゲーに挙げる奴ってなんなの?という点では激しく同意し合う。ゲーム内で街の人をなぐれるとか、離婚できるとか、記号的な暴力性はあるけど、ゲームとしては凡作だ。そしたらtanatanaが、王様と「たたかう」こともできるウルティマは最狂だといった。まあそれはどうでもよいけれど、たしかに、あのウルティマの独特パースペクティブには外人ってクールだなあと思ったな。見えるべきものが隠されるのはうざいだけだったけれど。最近、tanatanaはこれを作っているらしい。
ほろ酔い気分で道頓堀を横切るとき、おまえ幾らでこの川で泳ぐ?と聞いてきたので、即答で1000万円、キャッシュでと答える。tanatanaは?と振り返ったら、「ころしてしんぜよう、ころしてしんぜよう」と彼は川に向かって吠えていた。