イタリア語版『魔女の宅急便』はジブリ最高傑作です。

 

以前から欲しかったイタリア語版『魔女の宅急便』(KIKI CONSEGNE A DOMICILIO)を手に入れた。アメリカ・ヨーロッパ版の中で、唯一まともなジジの声が聞けます(^^;) とにかく全員の声に違和感がない!奇蹟です。ラテン語の響きが、あの街の雰囲気にとても良く馴染んでいて、その意味で日本語版を超えています。是非見て欲しい一品です。ああ、まちがっても地獄の英語吹き替え版(ディズニー版)を見てはいけません。ジジの声が完全におっさんです。

ちなみにイタリア語版、絶版から再版されたら、音楽も日本語の荒井由実に変わっていました。でも、個人的にはディズニー版をイタリア語吹き替えで歌う、あの曲も好きだったんだけどなー。てマニアックですか?

ちょっと、うんちく。日本語の『魔女の宅急便』というタイトルは、欧米では『キキの宅急便』になります。日本では「魔女」は「古典的なエスパー」ってぐらいの語感ですが、ヨーロッパでは「魔女裁判」にあるようにアンチ・キリストの象徴であり、言ってしまえば死神です。そんな連中からすれば「魔女の宅急便」なんて、え、死を運んでくるんですか?という感じで、貞子的な何かを連想してしまいますw 中国では「魔女」のままですね。

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これ買うついでにイタリア語版『AKIRA』も買ってみたけど、主人公の声低すぎ。英語版は山形の声がアホっぽい。仲間が主人公を呼ぶときは「金田っ!」、ヒロインが主人公を呼ぶとき「金田くんっ!」っていうんだけど、海外だとどっちも「KANEDA!」なんだよねー(イタリア語の発音だと「カネーダ!」w)。いずれにせよ、日本語の「くん」が翻訳できない。「くん」のニュアンスって大事なんだけどな。

あと『プラネテス』も色んな言語で見たんだけど、ヒロインが主人公を呼ぶときの「せんぱいっ!」が翻訳できなくて名前だったり、そのまま「Senpai!」だったりで、これもねえ、翻訳不可能な日本ならではの間柄を指す言葉なんだなあ、と。

注意。ヨーロッパのDVDを見るときはPCじゃないとムリです。プレーヤーはVLCをダウンロード。
http://www.videolan.org/vlc/

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