八幡堀@滋賀
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こんにちは。
ずいぶんと寒くなってきましたね。
前回は滋賀県の特産品をご紹介しましたが、
今回もその続きをさせていただきます。
安土城のある、
滋賀県近江八幡市にあるお店です。
「和た与」のでっち羊羹とうゐろ餅です。
ところで、丁稚羊羹はご存じですか?
私たちにとっては一般的ですが、
主に近畿地方で食べられているようです。
関東出身の父によると、こちらに来るまで
知らなかったそうです。
「丁稚」という名前ですが、本来の羊羹とは
工程が簡素化されているようで、その意味で
「半人前」という意味の丁稚と、
安価であるためにお店に入ったばかりの
丁稚さんでも買えるという意味での丁稚
の二つの意味が重なっているそうです。
(Wikipediaによる)
近江商人が有名だということもこの名前の
由来に関係しているかもしれません。
右側の竹の皮に包まれている方が
でっち羊羹で、あっさりとした小豆の味で
パクパクと口に入っていきます。
私は小さいときから、このでっち羊羹を
見るとなんだかわくわくしていたことを
覚えています。
今回も久しぶりに食べましたが、期待を
裏切らない味でした。
左側のうゐろ餅ですが、抹茶ういろうと
白ういろうです。
抹茶のほうは抹茶の味がしっかり、
白いほうは食べ応えのある甘さでした。
小学校の調理実習を思い出し、
懐かしい気分にもなりました。
そんな近江八幡市ですが、以前紹介した
安土城の他にこんな観光名所もあります。
豊臣秀吉の養子である秀次の居城であった
八幡山城を中心として堀と古い町並みが
残っています。
現在は滋賀県を代表する観光地の一つと
なっています。
現在放送中の「ごちそうさん」でも
ロケ地となっていましたし、
各種時代劇にも数多く登場しています。
この写真では3連休最終日の
夕方ということで人はいませんが、
土日の昼間ともなれば観光客で堀の
遊歩道がにぎわいます。
そんなにぎわいに一役買っているのが
バウムクーヘンで有名な
クラブハリエです。
また、年に一回左義長祭りという大きな
お祭りが行われる日牟禮八幡宮も
近くにあり、ぶらりと歩きながら
目もお腹も満たせるようになっています。
また、瓦作りが盛んであったことを
記念して「かわらミュージアム」が
建っています。館内は撮影禁止でしたが、
入り口までの通路には一面に
瓦が埋め込まれています。
館内は瓦作りの歴史や概要、
日本/世界の瓦が細かく
説明されています。
そしてミュージアムの一角では瓦の
製作体験もできるようです。
陶芸の体験はよく聞きますが、
瓦を作る体験なんていうのは珍しいですね。
建物の中では脇役に感じることの多い
瓦ですが、ここに来るとそんな考え方も
変わると思います。
これからさらに寒くなり、
雪も降ってきますが、雪景色も
また一興です。
ぜひ一度お越しください。
和た与
滋賀県近江八幡市玉木町2-3
でっち羊羹3本 780円
うゐろ餅小 500円
近江八幡市立かわらミュージアム
滋賀県近江八幡市多賀町738-2
09:00~16:00 大人300円