消費社会ガラパゴス、名古屋。
はっ、と気がついたら、私は縁もゆかりもない名古屋にいたのです。パニックになった私は、とりあえず落ち着くために味噌カツを食べました。おい!タレは自分でかけさせてくれ…(かけすぎ!)
ああああやっぱり私は関西人なのですね。ダシ醤油文化圏の私には味噌カツはドギツイw 味噌に蝕まれた体を救うため、松坂屋の喫茶コーナーでケーキとコーヒーを流し込みました。
眼下に広がる下層界では奈良のバサラ祭り的な?パフォーマンスで賑わっております。でも、奈良とちがってなんか下品でヤンキー臭いぞw
名古屋街並雑感。栄は商圏が狭いのに百貨店だらけだね。かつて私は「いまの日本は消費社会からコスパ至上主義の少費社会へと転換した」と言ったけれど、名古屋・栄はいまや稀少な消費社会ガラパゴスだと思う。
その背景には当然トヨタマネーの恩恵があるんだろうけど、それゆえにトヨタがこけると一気にここは日本のデトロイトになるだろう。また、分かりやすい大型資本がぽんぽん区画に立ち並んでいるだけで、個性的・独創的な個人商店が街並を彩っていない点も街のポテンシャルの低さを示している。
個人店による街の文化的多様性が失われた場合、画一的な商品やサービスの椅子取りゲームになってしまう。だから、名古屋駅(高島屋)バーサス栄となった場合「もう駅前のショッピングとamazonでいーじゃん」となり、実際栄は苦しくなってきているんじゃないかなあ。