製作メモ@大和西大寺。

近頃、夕闇の平城宮跡に潜伏中。

他のカメラはよくわからないけれど、

暮れゆく風景をE-M5 + NOKTONで動画で撮る場合、

MモードではなくSモードで撮るのがベター。

Mモードだと、絞りとシャッターだけでなくISOも強制マニュアルになる。

これでは録画中、刻々と変化する露出に適応できない。

そこで絞りとシャッターを固定しつつ、ISOだけをオートにしたい場合、

Sモードにすると良い。

SモードでもNOKTONには電子接点がないので絞りはマニュアルのままだ。

MAH00011_MP4

でも、まあ、空をダイナミックに撮りたい場合、

ヘタな超広角よりも、ゆるい湾曲の魚眼のほうがリアルに感じる。

いわゆるアクションカムの「ワイド」のことだ。

ちなみにメガネを外して、肉眼で平城宮の空を見上げてみると、

魚眼っぽい空間感覚に陥る。

建物やビルがない純粋な空は、普段見ることがないので、

こんな単純なことに、案外、気付かないものだ。

世界それ自体を視野に収めようとするとき、

人の眼もまた、見ることそのものになる。

 

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