製作メモ@大和西大寺。
近頃、夕闇の平城宮跡に潜伏中。
他のカメラはよくわからないけれど、
暮れゆく風景をE-M5 + NOKTONで動画で撮る場合、
MモードではなくSモードで撮るのがベター。
Mモードだと、絞りとシャッターだけでなくISOも強制マニュアルになる。
これでは録画中、刻々と変化する露出に適応できない。
そこで絞りとシャッターを固定しつつ、ISOだけをオートにしたい場合、
Sモードにすると良い。
SモードでもNOKTONには電子接点がないので絞りはマニュアルのままだ。
でも、まあ、空をダイナミックに撮りたい場合、
ヘタな超広角よりも、ゆるい湾曲の魚眼のほうがリアルに感じる。
いわゆるアクションカムの「ワイド」のことだ。
ちなみにメガネを外して、肉眼で平城宮の空を見上げてみると、
魚眼っぽい空間感覚に陥る。
建物やビルがない純粋な空は、普段見ることがないので、
こんな単純なことに、案外、気付かないものだ。
世界それ自体を視野に収めようとするとき、
人の眼もまた、見ることそのものになる。