シカとタヌキともののけ姫。

 

奈良公園で、京都大学の院生さんがシカでなんか実験をしている、という噂は小耳に挟んでいた。で今日、その本人に偶然出会ったのですよ。わくわく。

彼女はエサらしきものを持って、シカを待ち構えている。だけどシカたちはぜんぜん近寄らないw 本能的になんか察してるようです。どんな実験をしているのか知りたくて、彼女に話しかけてみた。見聞するに、いろんな他の動物のフンを嗅がせて、シカが嫌がるフンを知ろうとしていました。シカからすれば「あの人間、獣クセェから、やだー」って感じです。「ワタシ、嫌われてるかもです」とため息。

京大の才女は、奈良公園で「もののけ(臭い)姫」だった。

で、シカはどの動物のフンが一番キライなのかというと、タヌキらしい。熊よりもタヌキ。なんでや。シカとタヌキ。なぞの組み合わせ。なぜか分かんないけど、そうらしい。こういう知識は、シカから木を守る手段として応用できるかもしれないそうな。彼女はもともとタヌキの研究されてたようです。

自分もそういう生態学っぽい学部を目指せばよかったかもです(遠い目)。しかし、奈良公園にいるだけで、様々な興味深い人(から悪人まで)に出会えるので、じつに面白い。ここはリアルなSNSの場だ、とつくづく思ふ。

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