上っ面だけ神経質で中身はインチキ三昧。
センター試験です。毎年何十万人と受験するこの試験、機械や試験管のミスなどのトラブル報道が絶えないですね。同じ時間にいっせいに同じ問題を解くので、試験監督はNHK並に台本通りのセリフを棒読みしないといけないそうで。学生だけでなく、運営サイドもちょっとしたミスでもテレビに出ちゃうから、現場は神経ピリピリなんだってさ。
でね、おそらくや台本読むだけであっぷあっぷしてる現場の試験監督が、大量の初対面の受験生たちを前にして「他でも無いソイツである」と判別できるのだろうか?と思う今日この頃なのです。
単刀直入に申しますと、センターって、実は替え玉受験が横行してこなかったのか?ってことです。
だって司法試験ですら、問題制作者とセックスしたら模範解答を教えてもらえる国なんだもん。そりゃ疑ってしまいますやん。ちなみにこのブルー卿(笑)、明治大の前は筑波大にいたらしいけれど、彼が辞めたら筑波の司法試験合格率が激減したらしいw
ちなみに本出してる人が不祥事起こすとamazonのレビューが消えないスティグマの役割を果たします。サノケンのときもそうだったね。こわいこわい。
で、センター試験の不正の実情を知るためにググってみました。
最近の記事よりますと、センター試験過去10年に発覚した不正行為のなかで、替え玉受験が2件ありました。しかも、その内の1件はセンターでの採点時に発覚しています。つまり、現場の試験監督がその場で替え玉を見破った不正発覚はこの10年間でたったの1件ということです。さて、これをどう解釈するかは読者の判断にまかせます。
ちなみに知人の大学教授に聞いてみたところ、試験時に毎回顔写真のチェックをしているそうです。でもマスク着用しているやつらばかりで、必至に問題解いてる最中に「おい、ちょっとマスクとって素顔をみせろよ」とか言いにくい雰囲気があるそうでw まあ台本にもないし・・・だそうですw
ここで試験監督の素朴な心理が働きます。試験開始時間を間違えたり、台本を読み間違えるとマスコミにたたかれる。それはダイレクトに出世にひびく。なので、まずは滞りなく試験が行われることを優先しますね。電車でいえば、無人駅でキセル乗車してるやつを徹底的に洗い出す以前に、まずは遅延や人身事故が起こらないように気を配るのに精一杯なのと一緒です。
替え玉受験の可能性を徹底的に吟味するなんて、彼の出世から考えて割に合わないし、そもそも本人に酷似している替え玉をあてがわれた時点で、顔鑑定素人の試験監督がその場で追求することなど現実的に不可能です。
京都大学の入試が腕時計禁止になったそうですが、そこじゃないだろ、と。まー、圧倒的に賢いやつも確かにいるけれど、本質的に日本の知性って、上っ面だけ神経質で中身はインチキだらけだと思うんだわ。