朝ノクトン。
“NOKT”は夜を意味し、しかるにNOKTONは夜用のレンズなのです。ふむ、新規ライター用に「こういうの書けよなー」という意味をこめた「ならまち」の記事を書こうと思っていたんだけど、ちょっと昼寝してしまい、結局どこにもいってません。外に出るのが面倒くさいので夕飯もバナナです。
・・・ということで奈良公園の朝をあえてNOKTON 17.5mmで撮ったやつを上げておこう。NOKTONは、オートフォーカスじゃなくて自分でピント合わせるレンズだけど、慣れれば全然苦じゃない。否、それどころか微妙なピントの操作はマニュアルの方がベターかも。
液晶ファインダーになって、拡大やピーキング機能などが加わり、もはやマニュアルフォーカスはたんなる懐古趣味ではなくなった。木の枝のような奥行きのある被写体で、最適な焦点(それはいわば”Z軸に関する構図”だ)を探るときなどは、明らかにマニュアルの方が合理的なのです。