浮見堂の不法投棄問題。

またもや浮見堂の公園に不法投棄してる不貞な輩がいる。ヤクルト、寿司、ピーマン（ビッグナラの袋だ）、新聞紙という内容からして家庭ゴミですね。深夜に自動車で来て投げ捨てている模様。

「監視カメラを付けた方が良いのではないか」という意見もあるけれど、私はそうは思わないです。監視カメラで秩序が維持される街なんて、大阪の飛田新地と同じじゃないですか。そういう冷たい権力が働かなくても住民自身の手でメンテナンスできることは、良い街＝COMMONSの必要条件だと思う。今、奈良市民の民度が試されているわけですよ。余談ですが、最近私はコシナの夜用レンズ「ノクトン」を手に入れました。いやはや、この犯人と深夜に遭遇するのが楽しみですなあ。

さて、ここ浮見堂には不届き者もいれば賢人もおわします。シカも、彼らを見るやいなや表情が急に明るくなって、るんるんと彼らを出迎えに行く。ちょっと私、嫉妬してしまいますわ。出会って3週間と8年間の歳月の差は、やはり大きいのね。下の写真のおじさん、エサを与えていのではありあませんよ。毛繕いをしています。耳のダニをとってあげてます。左のシカは「おいらも、してよー」と近寄っていく。私が触ろうとすると、もちろん、逃げます。このへん、東大寺近辺のシカとは違うんですね。

そんでもって、まどろみタイムです。まったり。

こういう場所一つ守れもしないで「憲法がぁー、アベノミクスがぁー」と言葉遊び的経世済民を弄する人達（左右問わず）はかわいそうですわ。ふむ、キミたちには守るべき「近場の共有地」がないのだ。