きょむきょむ。

 

奈良公園を定点観測して三週間。新しい発見もあれば、目を背けたくなる醜態にも直面する。ところで最近やたらとシカの写真が多いのは、静止画ではなく動画編集の練習だったりします。写真は「ついで」なんですね。で、撮るだけでなくゴミも拾っています。奈良にはゴミ箱がないので自宅にまで持って帰ります。

春日大社表参道。観光客たちがシカ相手にきゃーきゃー戯れているなか、私は独りドブの水に濡れながら吸い殻やポテチの袋を回収してます。自分の手が届く範囲もまた世の中です。捨てたやつの批判ではなく、観光客も地元の人もみんながさりげなくそーゆーことができれば、きっと社会はよくなると思う。

で、その後、私の憩いのサードプレイスである浮見堂によると、レモンの腐ったような強烈な悪臭がたちこめていました。大量の腐敗柑橘類と野菜が不法投棄されていたのです。量から察するに素人ではないですな。

当然、シカも食べるわけない。犯人は確信犯で、シカを不法投棄の口実にしているだけだ。

ピーマンの袋・・・深夜にトラックから袋ごと庭に投げ込んでる青果物流通業者がいる。ちくしょう、これが日本有数の庭園の姿です。この袋を手がかりに業者を特定中。ならねこ総研の調査力をなめんなよ。最終小売りのスーパーの場合、廃棄システムがあるので、こんなリスキーなことはしない。となれば、そういう施設を持たない流通業者ということになる。

森町「でもなんか無力感きょむきょむっす、なんなんだろう奈良県民の民度って・・・ねー、聞いてるー?ぬこさん?」
ぬこ「にゃんくるないさー」

森町「いやあ、にゃんくるあるだろーよ」
ぬこ「そういうふうに、にゃらのええとこ、わるいとこを書いていくにゃ」
森町「それで?」
ぬこ「にゃんくるないさー。キレイなものを写すことだけが写真のちからではないにゃ」
森町「むー・・・」

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