鬱になるSNS映画@『チャット』『ディスコネクト』。
お仕事で、ネットや携帯が出てくる映画を見ています。
『ディスコネクト』(2014年)って『チャット』(2010年)のシナリオを取り込んでるよね。だから『チャット』から見た方がいいと思うぞ。
『チャット』の主張は、同意のもとでも少女の場合はレイプである、という強いメッセージ一択の映画だ。『ディスコネクト』は群像劇にして、もう少し映画として見れるように工夫されている。
まあ、どちらも救いの無い映画なので、落ち込んでる時にみると鬱になります。
あと『チャット』の原題は、Trustです。家族の絆、信じることで自分をだます心理状態など、そこには多義的な意味を持たせてあります。見ればわかると思いますが、日本版『チャット』のDVDパッケージデザインやコピーは映画内容と矛盾するし、ちょっと不謹慎なんですよね。