古都と「わたし」と柳茶屋
残暑厳しいとある9月のこと、
所用で奈良まで出かける日がありました。
午前中で用事は終わり、
そのまま地元へ真っ直ぐ帰るのも何だかな・・・
ということで、
わたしは、古都奈良を独り散策するのでした。
とりあえず鹿かな、と思って奈良公園。
しかし、ひとりで鹿を見ても虚しいことに気づきます!
そして心の侘びしさに加え、小腹が空いてきます。
近くには猿沢池、奈良県立美術館、興福寺・・・
むむ、興福寺のすぐ近くに古くて怪しいお店を発見。
だって、中の方を覗いてみても、メニュー表が無いんですよ。
怖いな(おサイフ的に)と思いましたが、暑かったし、
いらっしゃいませー、とお迎えされたので、
勇気を出して入りました。
お抹茶とわらび餅のセットか、
お料理どちらにされますか?
( 料理はぜったい高いやろな…)←3000円でした。笑
わ、わらび餅でお願いします!
これは750円。納得のプライスです。
出来たてで暖かく、たっぷりお砂糖がかかっていて、
今まで食べてきたものは、わらび餅じゃあ
なかったんだ…というぐらい衝撃的な美味しさ!
リッチな気分になれました。
お抹茶もとても美味しかったです。
店内も明治38年からの老舗だけあって、木が香る落ち着いた雰囲気で
時間がゆっくり流れていました。
暑さで疲れてたけど、
ここの優しいパワースポットで元気になれたのでした。
もちろん秋でも癒やされるはず!
柳茶屋。奈良公園へ寄った際は、オススメのお店です。
いままで食べてたわらび餅は、本当に何だったんでしょうねえ。。。