中国人観光客@なんば。

 

アジアは今が正月なので、いつにもまして中国人観光客が多い。奈良の商店街の定食屋のおばちゃんとダラダラしゃべっていると、ついホンネで、マナーが最悪なのよ中国人わーもー、あいつらワリバシ持って帰るしー、とうんざりしている。そりゃあ、教養のある上流階級の中国人はヨーロッパやアメリカに行くので、日本なんかには来ませんよ。日本閉店セールの円安に吊られるような者しか来ない。日本はもうその程度の国に成り下がったのだという自覚が必要かもよ、おばちゃん。

なんばのビッグカメラにいく。数年前ならガイジンがデジカメコーナーに群がっていたのに、いまやガラガラ。近年のカメラはほぼ中国製で、さらに中国国内のネット通販も充実しているから、日本に来てそんなもの買う必要が無い。ってゆーか彼らは「iPhone用如意棒」で十分っぽい。まあ、汚らしい大阪の街並をわざわざ一眼レフで撮ってもしかたないよね。そこで、中国人が好むお土産は、怪しげなサプリと岩手の鉄瓶。なんじゃそりゃ。ええええ日本って、そんなものしか価値がないのかよ。しくしく。

それでも日本はバブルなのだ。街の景気は、中国人観光客の財布でなんとか持ちこたえている。しかし、痴人アベシンゾーがまたやらかして中国の尻尾を踏むとき、中国政府はいとも簡単に日本への観光ビザ発行を停止するにちがいない。いや、そんなことが無かったとしても、観光客自身がもう日本は魅力的でないと判断するとき、この国の消費社会は凍りつくことになる。そのとき、マナーがクソで身分の低い中国人観光客が、いかにありがたい存在だったかを日本人は思い知ることになるだろう。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください