プログラミング言語と発音 1
プログラミング言語は音読できるか。まあ、一応できるはずなんだけど、なかなかそんな機会がない。まして日本人だと余計に敷居が高くなっていると思う。でもそれが、理解の妨げやミスの誘発につながっているんじゃないかなあ。コーディングの基本とは、どんなプログラミング言語であれ、メモリー空間に箱をおいてそこにデータをいれていくだけの話だ。で、この箱にいれる操作は、数学でいうところの「代入する」なんだけど、思えばこの「代入する」は数学では記号化されていない。「→」なんかが使えればよいけれど、これは全角で、半角の記号体系にそんなものは存在しない。さてこまった。
そこでプログラミング言語の代表格であるC言語は、「代入する」を「=」にしちゃった。例えば「X=3」は「変数Xに3を代入する」となる。おいおい、じゃあ数学のイコールはよー?えーとそれは「==」です。むぅ、視覚的にはまあ、わかるけど、音読するときどうするのかって話になる。「=」を「代入する」って読むのはだるい。しかし「イコール」と読むのも誤解を招く。実は公式発音があるのだ。「=」はプログラミングの世界では「ゲッツ」です。でもこれって英文法的に解釈すれば、箱が能動的にデータをゲッツするわけだから、ミミックを連想したりとかするわけで。。。
以上、「つまらない」話でした。
以下のサイトを参考にしたらいいと思うぞ。
ASCII Pronunciation Rules for Programmers