コトバが機能していない＠TOKYO。

「ならねこ。」は街に関するローカルニュースが主体です。で、時折ネタがつきると私の趣味がつれづれなるままに垂れ流されます。で、またある時には新人記者がどばどば書き始めて、管理人であるところの私が「にゃんぢゃこりゃぁ！」とぷりぷりにゃーにゃー新人の記事にナンクセつけたりする様を生暖かい眼差しで愉しむ、そんなブログです。

だから「ならねこ。」は、公的な新聞の一面記事や2chまとめからの孫引きなどは意図的に避けています。目の前の社会であるところの「街」を語れないで、国家や経済もないじゃないですか。

原則そういうスタンスなんですが･･･それでもやはりさすがにこれは酷いと思ったので、今回はネットでもすでに物議を醸している記事からの引用です。

東京国際映画祭の広告コピーが物議　映画人から不満続々「最低だ」「恥ずかしい」

ああ･･･w

メッセージの内容もさることながら、仮初めにも「国際」と銘打っているイベントで”We”（われわれ日本国民は）を使うことのセンスが狂気じみているわけですよ。ハリウッドやヨーロッパの感覚では見落とされてしまう世界の映画作品を東京で別の角度から評価してあげる、そんな国際映画祭だったら存在意義はあると思うんです。

「カンヌ･･･を超える日がやってくる！？」

ここで「超える」ってどういう意味なんですかね。カンヌ、ベネチア、ベルリンの各都市は互いを意識してはいるものの、こっちが上であっちが下だ、などは言わない。そういう発言自体が下品だからです。芸術の祭典にどちらが上とかいう問題は成立しないでしょう。このように、一連の東京国際映画祭のコピーは、2ch内ですら小馬鹿にされるであろう中二病レベルのものだし、事実2chでも炎上中です。

ところで、なんてゆーのかなー、頭が悪すぎて不気味ですらあるこの感じ、
ASEANでAKB披露しちゃう某国の首相や、
クール・ジャパンをファニーに連呼する某国の省庁
と重なるものがあるりますよねえ。。。

このように、JAPANやらTOKYOなんぞはすでに終わっているわけで、だからこそ普段暮らしている自分の街ぐらいはちゃんとして欲しいなー的な思いをこめて「ならねこ。」を書いている今日この頃です。