シンセサイザーの現在。

 

最近、ほこりをかぶっていたiPadがKorgのM1に化けたりして、すごい時代だなと思う今日この頃。音源としてだけでなく、ステップシーケンサーとかアルペジエーターとか良いアプリがいっぱいで、まさかタッチパネルの真価がここで発揮されるとはっ! 今後はワイヤレスのMIDIが標準になると思う。
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過去の記事でNordLead4とA1なら後者かな、みたいなことを書いたけれど訂正します。やっぱり実際に弾いてみると4の方が楽しいし、音楽的にも可能性を感じるねー。4はデモがダサいのばっかりで、イメージ的にソンしている。逆にA1のデモは直感的に気持ちの良い音なんだけど、それってアンサンブルやコーラスに依拠した音なので、結局そーゆーのなら、もうiPadで間に合うんじゃない? 絶対「iウェーブステーション」でるでしょ。わくわく。

Nord Lead4のアルペジエーター・パーティは、工夫すれば1台だけでも再現できるし、さらに作り込めると思う。独立した四つのシーケンスを直感的かつリアルタイムに制御できるシンセ(ドラムマシン以外で)はありそうで、なかなか無い。

それにしても、なんで日本の電子楽器産業はすぐ氏ぬん?。ハードシンセでも、まだまだやれることいっぱいあると思うのに。DX7みたいに十二平均律すら相対化してしまうアカデミックな電子楽器はもう出ないのかしら。今や電子楽器はDJのおもちゃかエレクトーンです。それは違うと思うな。

音像や音響を要素から構成するようなシンセサイザーを小室はつくるべきだったね。当時はお金いっぱいあったんだし。コンビニのTRFのダイエットDVDを見て、おじさんはとっても悲しくなるんだよ。ってかボーカルどこいったw
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