iTunesはCDの20分の1。

 

あした、おしごと、あるのかなあ。土器土器。

ないとふんでだらだらと「デジタル・オーディオ・バイブル」を読んでいるんだが、この本いろいろ勉強になるね。付録はいらんけど記事的に買う価値はあると思う。アマゾンで★ひとつだけどw 付録のせいで立ち読みできないもんねえ・・・期待外れな人もでてくるだろう。

Unknown

ところで、音楽の圧縮率に関してなんだけれども、世間(SONYか)は「ハイレゾ」という新規格を流行らせようとしているなか、私たちの耳はむしろCD時代よりも退化しているわけです。

というのも、CDからMacに音源を読み込ませるとき、iTunesのデフォルト設定ではAACというフォーマットに変換し、CDの情報量を20分の1に圧縮しています。もちろん、「無圧縮」を選択することもできるけれど、実際には手軽なAACフォーマットで取り込んでいる人が圧倒的に多いと思う。

私もPCで聞いている音楽は全部コレ。つまり我々は、ハイレゾ以前の問題としてかつてのCDクオリティを知覚できるのだろうか?という問題があります。芸能人格付けチェックではないけれど、マイケル・ジャクソンの同一曲をAAC、CD、ハイレゾで聞き比べしてみたい。

だから、順番的にはハイレゾの前に「とりあえずCDを無圧縮で聞いて80年代のクオリティに追いつきましょう」というのが順当なんですよ。でも、それはビジネス的にうま味はないので、人間の可聴領域を超えた新しいオカルト規格をつくらなにゃ、あかんのだろうなあ、とw

結局、カメラの世界で実用レベルでは何千万画素であるかよりも、手ぶれ補正の効き具合の方が大事であるように、ハイレゾよりもノイズ・キャンセリングの強化のほうが正しい投資だと思いますねえ。

でも私、オカルト好きです。聞こえないはずの声、聞きたいかも。

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